保険治療と自費治療の違い

投稿日:2017年10月13日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

「えっ、審美?そんなの興味ないよ。保険で十分でしょ」

「奥の歯は別に、見えないから銀歯でもいいよ」

 

このようにおっしゃる方は、まだ多いと思います。

 

多くの方が保険での治療が十分な治療(ベストな治療)だと思われています。

 

ですが実際に歯科診療をしている立場から言わせていただくと、保険診療には残念ですが限界がある というのが実際のところです。

 

 

保険の治療の特徴

 

ここから前歯と奥歯の保険治療で用いる材料について書いてみます。

 

保険の前歯の材料の特徴

 

まず、保険の前歯のかぶせものですが、硬質レジン前装冠といいます。

 

簡単に言ってしまうと、固いプラスチックを金属の上にくっつけています。

 

表面がプラスチックなので、平均的に2~3年程度で変色してしまいます(茶色っぽくなります) 。周りの方で、前歯の色が他の歯と明らかに違う、その歯だけ茶色っぽい方 いらっしゃいませんか?

 

また保険の前歯はプラスチックなので、天然の歯の色・ツヤ(透明感)を出すことはできません。なので変色していなくても、「他の歯と違うな」と感じてしまうことがほとんどです。

 

保険のかぶせ物は、出せる色は少なく、かつ時間が数年経つと変色してきてしまいます。一方、保険が適用されない良質な材料であれば、色は天然の歯に合わせることができますし、何年使っても変色もしません

 

さらに色の問題だけでなく、プラスチックは水分を吸収しやすく(普段口にする飲み物や唾液など)、口臭の原因にもなり、長く使えば使うほど不衛生にもなりやすくなります。

 

 

保険の奥歯の材料の特徴

 

次に奥歯です。

 

前から4番目の歯を保険が適用される銀歯にすると、笑った時にギラっと見えてしまう方が多いです(その口の大きさによって変わりますが)。またもっとさらに奥の歯でも、特に下の歯は大きな口を開けて笑うとかなり見えてしまうと思います。

 

人と話をしていて、「あっ、この人銀歯が入ってるな」と思うことありませんか?

 

また、鏡で自分の奥歯を見てみて下さい。銀歯(銀の詰め物)気になりませんか?

 

もちろん、銀歯が入ってることが全く気にならない方もいらっしゃるかと思います。しかし、一方で「銀歯は入れたくない」という方がほとんどです

 

ということは、「別に銀歯で良いよ」と言っている本人は気にならなくても、その方の周りの人の多くは気になっているということではないでしょうか。

 

銀歯は気になる?気にならない?

 

たとえば、外見や服装もとっても素敵なのに、笑ったらギラギラの銀歯が数本見える若い女性がいたら、 どう思いますか?

 

「顔もかわいいし見た目もキレイなのに、もったいない」と思いませんか?

 

つまり、そのくらい他人から見ると歯は見た目に影響があるということなんです。

 

白くてキレイな笑顔と銀歯がギラッと見える笑顔ではどちらがステキでしょうか?

 

その違いにはどれだけの価値があるでしょうか??

 

笑顔がステキな人ほど、やはり印象は良いと思いますが、その第一印象が仕事においても重要なのは言うまでもありません。

 

ということは、第一印象にも影響する笑顔、そこに銀歯があるかどうかが仕事において関係してくるということがあってもおかしくないのではないでしょうか。

 

 

保険治療と保険外治療の大きな違い

 

ここまでは見た目の話ばかりでしたが、保険適用の材料での治療と保険外の治療とでは、見た目以外にも大きな違いがあります。

 

それは、治療後の精度の違い、そしてその結果、かぶせ物の寿命に差が出ます

 

保険治療は使える材料に制限があります。

 

そうなると、もちろん一人一人に応じた治療をしますが、どうしても精度は落ちてしまいます。
精度が落ちると、当然不具合が生じやすくなります。

 

たとえば、咬みあわせが合わなくなってしまったり、自分の歯とかぶせ物の間に隙間ができてしまい、その結果虫歯が再発しやすくなるなどです。

 

しかし、自費治療では品質の良い材料が使えるため、精度を十分に上げることができるのです。

 

精度が上がれば、咬みあわせがぴったりし、自分の歯とかぶせ物がしっかりフィットして、隙間を極限まで少なくすることが可能になるのです。

 

つまり虫歯になりにくくなる、というわけです。

 

 

自分の口元・笑顔に自信を持って生活できること

自分の口を健康に保つために、最高の治療を受けること

 

 

歯に対しての価値観、歯をどのくらい大切にしたいかと思う気持ちは、もちろん人それぞれです。

 

でも、価値を感じることができる方には、 保険外の治療も検討されることをオススメします

 

※保険外治療を受ける、のではなく 検討すること をおススメします。

 

 

もちろん保険適応の範囲内での治療を希望される方には、当然ですができる限りの治療はさせていただきますので、ご安心ください  v( `ー´)ノ