歯周病

    多くの成人がかかっている!歯を失う1番の原因の歯周病について

    歯周病セルフチェック

    当てはまるものに(Check)してみましょう!

    1~2つ該当した場合

    歯周病のリスクがあります。日々の歯磨きと定期的なクリーニングをしっかり行い、歯周病を予防しましょう。

    3~5つ該当した場合

    歯周病が進行している可能性があります。歯医者で検査を受けてください。

    6つ以上該当した場合

    歯周病がかなり進行し、重症である可能性が高いです。すぐに歯医者で検査を受け、適切な治療を行いましょう。

     

    愛知県丹羽郡扶桑町の歯医者・わだち歯科クリニックの、歯周病治療

    歯周病は自覚症状のない軽度の状態を含めると、約8割の成人が罹患していると言われるほど身近な病気で、歯を失う一番の原因です。

    歯周病は、細菌が集まって作るプラーク(歯垢)が歯の表面や歯と歯ぐきの間に溜まることにより引き起こされます。歯ぐきに炎症が生じ、腫れや痛みが発生し、ブラッシングの際に出血するなどしながら徐々に進行します。

    重度の歯周病になると、歯を支える骨や歯ぐきなどが壊れ、歯が揺れやすくなり、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあります。
    お口の健康を保つためには、日常の歯磨きや定期的なメンテナンスを行い、歯周病の予防と症状の改善に努めることが大切です。

     

    わだち歯科クリニックの歯周病治療

    愛知県丹羽郡扶桑町の歯医者・わだち歯科クリニックの、歯周病治療

    当クリニックでは、歯周病に罹患した患者様への基本的な歯周治療を提供しています。
    この歯周基本治療では、歯周病の主な原因である歯垢・歯石の取り除き(スケーリング)、歯根の滑らかにする処理(ルートプレーニング)、そして動揺する歯の噛み合わせを調整することで、歯周組織の健康を回復させます。
    基本治療を受けた後、定期的な歯のクリーニングや健診を行い、口腔内の健康を維持するためのサポートを提供します。

     

    歯周内科による歯周病治療

    愛知県丹羽郡扶桑町の歯医者・わだち歯科クリニックの、歯周病治療

    歯周病は細菌の感染によって起こり、放置すると徐々に悪化します。軽度の歯周病は治療が比較的容易で回復率も高いですが、重度の歯周病は再感染のリスクが高く、治癒に時間がかかるため改善が難しくなります。

    このような状況を克服するために、抗生物質と特別な歯磨き剤を使用し、細菌数を減らして重度の歯周病を完治させる「歯周内科治療」が開発されました。

    わだち歯科クリニックでは、歯周基本治療や歯のクリーニング、セルフケアの指導に加えて、歯周病症状の改善が難しい場合には患者様の希望に応じて歯周内科治療を提案しています。

     

    歯周病と全身の健康問題(糖尿病、脳卒中など)との関連性

    愛知県丹羽郡扶桑町の歯医者・わだち歯科クリニックの、歯周病治療

    最近の研究では、歯周病が全身の健康問題と密接に関連していることが明らかになっています。歯周病菌が血液や呼吸器系に侵入することで、心筋梗塞や脳卒中などの血管系疾患、糖尿病、誤嚥性肺炎、メタボリック症候群、早産や低体重出産のリスクが増加するとされています。

    アルツハイマー型認知症は認知症の中で最も多いタイプであり、脳内に「アミロイドベータ(Aβ)」という異常なタンパク質が蓄積し、脳細胞の損傷や脳の萎縮を引き起こすとされています。

    最近の九州大学と北京理工大学の共同研究により、歯周病の原因菌がアミロイドベータの脳内蓄積を増加させることが明らかになりました。

    この研究結果を受け、歯周病の予防や治療によってアルツハイマー型認知症のリスクを減らすことが可能であると期待されています。歯と口腔の健康はもちろん、全体的な健康を考慮し、歯周病の予防と治療に努めることが大切です。

     

    歯周病が引き起こす口臭のメカニズム

    愛知県丹羽郡扶桑町の歯医者・わだち歯科クリニックの、歯周病治療

    口臭は食べ物や消化器系の問題に起因することもありますが、その約90%が口内の問題によるもので、特に歯周病が大きな要因となっています。

    歯周病が発生すると、体の免疫系が歯周病菌に対抗するため活動を開始し、その結果として免疫細胞や死んだ歯周病菌が膿となって排出されます。この膿が強い臭いを放ち、それが口臭の原因となります。

    口臭が強い場合、歯周病の進行を疑い、歯科医院での検査と適切な治療が必要です。

     

    歯周病とその治療に関するよくある質問と回答

    Q歯周病治療で聞かれる「プラークコントロール」とは?
    Aプラークコントロールとは、虫歯や歯周病の主な原因であるプラーク(歯垢)を歯磨きやフロスで除去し、細菌の増殖を抑制し疾患リスクを下げることを指します。日常の自己ケアと定期的な歯科メンテナンスによって、プラークコントロールを徹底しましょう。
    Q歯槽膿漏と歯周病の違いは何ですか?
    A歯槽膿漏(しそうのうろう)と歯周病は同じものを指します。以前は、歯周の腫れや膿の症状から「歯槽膿漏」と呼ばれていましたが、最近では歯周組織全般の症状を指す「歯周病」という用語が一般的になっています。
    Q歯磨き時の歯ぐき出血は歯周病のサインですか?
    A歯磨き時に歯ぐきからの出血が見られる場合、多くは歯周病が原因です。他にも、歯ブラシによる歯ぐきの傷や服用中の薬、全身疾患が原因で出血することもあります。歯周病は放置すると最終的に歯の喪失に至ることもあるので、出血や違和感がある場合は、速やかに歯科医院での検査と治療を受けることをお勧めします。
    Q喫煙が歯周病のリスクを高めると聞きましたが本当ですか?
    A喫煙は有害物質を多く含み、これが歯ぐきの血流や免疫力の低下を招くため、歯周病菌を含む細菌の繁殖を促進します。実際、喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病のリスクが約5~8倍高いと言われています。歯周病の予防と治療のためにも、禁煙や節煙が推奨されます。
    Q男性と女性では歯周病リスクに違いはありますか?
    A女性ホルモンは歯周病の原因菌の増殖を促進し、歯周組織の炎症を悪化させるため、女性は男性に比べて歯周病になりやすいとされています。特に女性ホルモンの分泌が大きく変化する思春期、妊娠・出産時、更年期では歯周病リスクが高まります。
    Q歯周病は親から子に遺伝しますか?
    A歯周病は細菌による感染症なので、親が歯周病であっても遺伝することはありません。しかし、口腔内環境の要素(例えば歯並びや抵抗力)は遺伝する可能性があり、注意が必要です。

     

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