入れ歯(義歯)による口臭
こんにちは♪ 扶桑町のわだち歯科クリニックです。
入れ歯を使用している方からよく聞かれるお悩みとして、以下のようなものがあります。
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違和感が強い
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硬いものが噛めない
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悪目立ちする
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毎日取り外して清掃するのが面倒
確かに、入れ歯は自分の歯とは違い、機能面や審美面で不満が生まれやすいものです。
特に今回は、その中でも多くの方が気にされる『臭い』について、原因と対策を詳しくお話しします。
入れ歯の臭いの原因は??
入れ歯による口臭にストレスを感じている方は少なくありません。
当院にも「入れ歯を使い始めてから口臭が気になるようになった」というご相談が寄せられます。
一度気になり始めると、周囲の人にどう思われているかが気になってしまいますよね。
入れ歯が臭う主な原因は、汚れが付着したままになっていることです。
食事中に入れ歯に付着した食べ物のカスが、適切に洗浄されないと、徐々に「歯垢(しこう)」という菌の塊が形成されます。
この歯垢が放置されると、時間が経つにつれて歯石(しせき)となり、ブラシで簡単に取れなくなります。
さらに、入れ歯には「カンジダ菌」というカビの一種が付着しやすく、これが臭いの原因となることも多いです。
カンジダ菌は湿気を好むため、適切なケアが行われないと増殖しやすくなります。
入れ歯の臭いの対策3つ
1. 毎日のお手入れと洗浄を徹底する
入れ歯の汚れを落とすには、以下のケアを習慣にしましょう。
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ブラッシング: 入れ歯専用ブラシで汚れを落とす。
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洗浄剤の使用: 毎晩、洗浄剤に浸けることで、着色や臭いを取り除き清潔を保つ。
洗浄剤は毎回新しいものを使用し、入れ歯を複数お持ちの場合は個別に洗浄しましょう。
また、一部の入れ歯は洗浄剤による亀裂が発生することがあるため、使用前に歯科医師に確認してください。
2. 金属の入れ歯を検討する
保険診療で作る入れ歯はレジン(プラスチック樹脂)製で、吸水性があり傷が付きやすいため、細菌が繁殖しやすい特徴があります。
このため、臭いが気になる方には、レジン部分が少ない金属製の入れ歯をおすすめします。
金属製の入れ歯は適切なお手入れを行えば、10年以上清潔な状態で使用可能です。
当院では金属製入れ歯の作成も対応しておりますので、臭いが気になる方はぜひご相談ください。
3. 定期的なメンテナンスを受ける
歯科医院での定期検診と入れ歯の調整、クリーニングは非常に重要です。
口腔内の状態は常に変化しており、それに合わせて入れ歯の調整が必要です。
また、ホームケアでは落とせない歯石や着色をプロのクリーニングで除去することで、口臭を軽減できます。
まとめ
本日は、入れ歯による口臭の原因と対策についてお話ししました。
適切なホームケアと歯科クリニックでの定期検診を組み合わせることで、入れ歯による口臭は改善・予防できます。
入れ歯の手入れを怠ると、口臭だけでなく虫歯や歯周病、さらには誤嚥性肺炎などのリスクも高まります。
入れ歯の手入れや臭いに関してお悩みがあれば、ぜひわだち歯科クリニックにご相談ください。
わだち歯科クリニックでは、地域の皆さまのお口の健康を全力でサポートしています。
お気軽にお電話やご来院ください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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