指しゃぶり

投稿日:2017年9月26日

カテゴリ:子供の歯と歯ならびのおはなし 赤ちゃん子育てヒント

 

※今日のブログは以前のブログを加筆修正したものです。

 

久しぶりに指しゃぶりについて書いてみたいと思います。

 

お子様の指しゃぶりを気にしている保護者の方も多いのではないでしょうか。

 

フッ素塗布のために当院へ通って下さる保護者の方に、指しゃぶりについてはよく質問を受けます。

 

赤ちゃんはおっぱいを吸う吸啜(きゅうてつ)反射を生まれたときから持っています。胎児をエコーで見ると、お母さんのお腹の中でも指を吸っている姿が観察されることも時々あり、生まれた時、すでに指に吸いダコができている子もいるそうです。

 

この反射が弱まる生後2~3ヵ月ごろから、指しゃぶり(非栄養的吸啜行動)が起こり始めます。

 

指しゃぶりをするということは、口と指という感覚の鋭い部位を刺激しあって、その後の運動機能や感覚機能を発達させる役割があると言われています。

 

指しゃぶりが多く見られるのは3ヶ月~5歳で、3歳ごろには20~30%の子供で見られます。

 

理由は不安や緊張、退屈などの解消といわれています。

 

長期間続ければ続けるほど歯並びに影響が出る可能性が高くなります。出っ歯になりやすかったり開咬(かいこう)になる心配もあります。

 

それでは、いつ頃までにやめさせた方がいいのでしょうか???

 

 

年代ごとに指しゃぶりを見てみると・・・

 

年齢(年代)ごとにどのように対応すると良いかをまとめてみます。

 

 

(1~2歳)

「やめなさい」と注意しても難しい年齢です。指しゃぶりをし過ぎると前歯が出てきたりしますが、やめることで戻ることも多い時期です。

 

(3歳)

3 歳を過ぎると保護者の方の言葉が少しづつ理解できるようになってきます。

優しく声かけをしてやめる方向へ少しづつでいいので誘導をはじめましょう。

この時期から幼 稚園や保育園に通い出し、お友達や先生などご両親以外の人たちとたくさん触れ合うので、社会性が育っていきます。

遊びに夢中になったりお友達の前で指しゃぶりが恥ずかしくなり、いつの間にか指しゃぶりをしなくなることも多いです。

 

(4歳)

4歳を過ぎると言い聞かせたことをさらによく理解できるようになってきますので、徐々にやめさせるのに適した時期です。

 

(5歳以上)

5歳を過ぎても指しゃぶりをし続けていると歯並びの影響も大きくなります。

かかりつけの歯科医院や小児科の先生に相談してみて下さい。

 

 

どのように やめさえるといいの??

 

最後にやめさせ方をいくつか列挙させてください。

 

・優しく言い聞かせる

 _保護者の方の話を理解できる年頃なら、やめたほうがいい理由もぜひお話してください

・目標となる期日を話す

 _〇歳までにやめようね、年中(年長)さんになるまでにやめようね

 

・指遊びができるようなおもちゃを与えたり、指を吸っている暇がないくらい遊ばせる

・寝るとき吸う癖があるときは、寝るまで手をつなぐ

・指しゃぶり防止手袋

 

どうしてもやめられない方には、バイターストップという指しゃぶり防止のマニキュアが歯科医院で販売しています

 
 
ご興味ある方は一度歯科医院で相談してみて下さいね。