こんにちは、小児矯正に力を入れてます　扶桑町　わだち歯科クリニックです。

一昨日のブログでは、マウスピース矯正治療にはいくつかのデメリットがあることを述べました。

※前回のブログを読まれていない方は、まずはそちらからご覧ください。

でも、それでも多くのお子様にとってマウスピース矯正は非常に魅力的な選択肢です。

当院では利点・欠点を踏まえてうえで、それでも成長期のお子様には成長発育途中だからこそできるマウスピース型矯正装置を用いた矯正治療法を強く推奨しています。

今日のブログでは、以下その理由について詳しく解説します。

1. 快適さと審美性

マウスピース矯正の最大の利点の一つは、快適さと審美性です。

マウスピースは目立ちませんし、基本装着時間は日中１時間程度と夜就寝時のみです。

なので学校に入れていく必要はありません。

社会的な場面での外見を気にする思春期のお子様にとって、これは大きなメリットです。

さらに、金属製のワイヤーやブラケットと異なり、マウスピースは滑らかで、口の中の痛みや炎症を引き起こすリスクが低いです。

2. 取り外し可能なデザイン

マウスピース矯正は取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際に簡単に取り外すことができます。

これにより、通常の生活習慣を大きく変えることなく矯正治療を続けることができます。

また、食事制限も無いため、治療期間中も好きな食べ物を楽しむことができます。

歯磨きやフロスも従来通り行えるため、口腔衛生を保ちやすいのも大きなメリットです。

※ワイヤーやブラケットでの矯正治療は虫歯リスクが高くなることが欠点です。

3. 少ない通院回数

マウスピース矯正は、他の矯正治療に比べて通院回数が少ない傾向があります。

通常、1～2か月に一度の通院で済むことが多く、忙しい現代人にとっては非常に便利です。

これにより学校生活や日常生活に支障をきたすことなく治療を進めることができます。

4. 治療期間の短縮

個々のケースによりますが、マウスピース矯正は他の矯正治療に比べて治療期間が短くなる場合もあります。

特に軽度から中等度の歯並びの問題に対しては、マウスピース矯正が非常に効果的です。

小学校低学年くらいから矯正治療を開始すると比較的早く結果を得ることができることが多いです。

6. 幅広い適応範囲

近年の技術進歩により、マウスピース矯正はさまざまな歯並びの問題に対応できるようになっています。

軽度な不正咬合だけでなく、複雑な歯列不正にも適用可能なケースが増えてきています。

これにより、多くのお子様がマウスピース矯正の恩恵を受けることができるようになっています。

※咬合：こうごう　咬み合わせのことです

　歯列不正：しれつふせい　歯並びかみ合わせが悪い状態のことです

7. ライフスタイルへの影響が少ない

マウスピース矯正は、スポーツや楽器演奏などの部活動やアクティビティにも支障をきたしません。

取り外しが簡単なため、特定の活動を行う際には一時的に外すことも可能です。

これにより、治療を受けながらも通常の生活を続けやすくなります。

結論

マイオブレース矯正治療にはデメリットもあります。

それでも多くのお子様にとってマウスピース矯正は非常に優れた選択肢となり得ます。

快適さ、審美性、取り外し可能なデザイン、予測しやすい治療計画、少ない通院回数など、多くの利点があります。

治療を始める前に、これらのメリット（もちろんデメリットも）を理解し、自分に最適な治療法かどうかを検討することが重要です。

ぜひご興味ある方はまずは歯並びの無料相談のご予約をお取りください（LINE予約はこちらからできます）。

最後まで読んでくださってありがとうございました。