マウスピース矯正の欠点 ~メリットだけではありません~
2024/07/08
こんにちは、扶桑の歯医者 わだち歯科クリニックは小児歯科もやっておりますので、当然子ども矯正(小児矯正)もやっております。
当院の矯正治療についてはたびたびブログでも書いてますし、当院 小児矯正の専門ホームページもあるので、何となくそれらを見て下さっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
マウスピースを使った矯正治療は、特に成長期の子供に対して効果的な非侵襲的治療法として知られています。
しかし他の矯正治療と同様に、いくつかのデメリットがあります。
今日はその主なデメリットについて詳しく解説します。
1. 治療期間の長さ
マウスピース矯正治療は、通常のワイヤーやブラケット(針金)を用いた矯正治療に比べて、治療期間が長くなることがあります。
これは、ワイヤーやブラケットを用いた矯正治療法より歯にかかる力が弱いためです。
あとマウスピース装置が歯並びだけでなく、呼吸や舌の位置、口周りの筋肉の改善も目指しているために時間はかかります。
特に、成長期の子供の場合は成長とともに徐々に改善を図るため、数年単位での治療が必要になります。
2. 患者の協力が必要
マウスピース矯正治療は、患者自身(矯正をしているお子様)の協力が非常に重要です。
毎日決められた時間の装着を欠かさず行うことが求められます。
もちろん親御さんのサポートも不可欠です。
日常生活の中で忘れがちになったり、装着を嫌がったりすることも少なくありません。
このように、お子様やそのご家族の協力が得られない場合は、当然予想されてた治療効果が発揮されません。
3. 効果の個人差
マウスピースを使った矯正治療は、すべてのお子様に対して同じように効果が現れるわけではありません。
個々の歯並びの状態や骨格の特徴、生活習慣などにより、治療効果には個人差があります。
そのため、一部の患者さんにおいては期待通りの結果が得られない場合もあります。
また、治療開始のタイミングも重要です。
早期に始めた方が効果が出やすいことが多いです。
4. 費用
マイオブレース治療は、ワイヤーやブラケットを用いた矯正治療法よりは費用は抑えられます(クリニックによって料金は異なりますがおおよそ1/2~1/3程度だと思われます)。
それでも他の矯正治療と同様に高額になることがあります。
5. 他の治療との併用
マウスピース型矯正装置だけでは十分な効果が得られない場合、他の矯正治療と併用する必要があることがあります。
例えば、ワイヤー矯正や外科的処置を併用することで、より効果的な治療が可能になりますが、その分治療の複雑さや費用が増加することになります。
結論
マウスピース型矯正治療は、多くのメリットを持つ一方で、いくつかのデメリットも存在します。
治療を始める前に、これらのデメリットを十分に理解し、お子様にとって最適な治療法かどうかを検討することが重要です。
現在当院では期間限定で矯正精密検査費用を無料とさせていただいております。
精密検査をすることで費用がいくらかをお話しできますし、それ以前にマウスピース型矯正治療で歯並びに変化が起こせるかどうかも確認させていただきます。
なので、マウスピース矯正にご興味がある方は、まずはお問い合わせください(LINE予約やお問い合わせはこちらから)。
検査を受け説明を聞いたうえで、そこで改めて矯正治療を始めるか見送るかを決めてもらえれば構いません。
今日はこの辺で終わります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
医療法人エボシライン わだち歯科クリニック:https://wadachi-dent.com/
〒480-0107 愛知県丹羽郡扶桑町大字高木字白山前423番
電話:050-5210-2184
交通アクセス
電車でお越しの方:名鉄扶桑駅より車で5分
お車でお越しの方:大型駐車場完備