歯の色が気になる・・・

投稿日:2017年8月25日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

「歯の色が気になる・・・」と言っても原因は色々あります。

 

今日は歯の色が気になる時、その時の原因及び対応方法をまとめてみたいと思います。

 

 

①歯の着色

 

下の画像をご覧下さい。

 

前歯がところどころ茶色っぽいのは分かりますか?

 

 

 

これは歯の汚れ(着色)です。

 

タバコを吸う方や、コーヒー・紅茶・緑茶をよく飲む方は、こういう着色が着きやすくなります(タバコによる着色は強固で、簡単には取れません)。

 

他には大人子供関係なく、口呼吸の方は着色しやすくなります

 

処置内容としては、歯科医院で着色を取り除けばきれいになります。

 

歯科医院へは歯石取りや着色取りを希望で来院してもらっても構いません。虫歯で歯が痛くなったり、歯周病(歯槽膿漏)で歯ぐきが腫れたりしないと受診できないわけではありません。

 

 

②かぶせ物の変色

 

保険のプラスチックのかぶせ物は長く使っていると色が変色します。

 

 

 

 

上の前歯2本、他の歯に比べ色が悪いと思いませんか?

 

典型的なかぶせ物の経年変化による色の劣化です。

 

この場合は先ほど書いた①のような歯そのものの着色では無いため、①と同様の着色取りをしても色は元通りにはなりません。

 

保険外治療のホワイトニングをしても、かぶせ物の色は白くなりません。

 

処置方法は、かぶせ物の作り直しです。

 

今までと同じ保険のプラスチックでのやり直しでも「今よりは」きれいになります。

 

でも結局はまた経年変化によって色は悪くなります。

 

色が何度も悪くなるのが気になる方は、色の変化のないセラミックのかぶせ物による歯科治療 をご検討下さい。

 

 

 

③神経が死んでいる歯・神経を取る治療をした歯の変色

 

以前ブログで掲載したことある画像を今日も使って説明します。

 

 

 

 

右上の前歯だけ色が他の歯に比べ違う(灰色っぽい)ことが分かりますか?

 

歯の神経が死んでしまっています。

 

転倒して前歯を地面に打つなど、強くぶつけたりするとこういうふうになることがあります。乳歯でもよくあります。

 

この場合は着色取りをしても変わりません。着色が原因でこのようになっているわけではないのですから、当然ですよね。

 

色をよくしたいのであれば治療が必要です。

 

治療法としては、まずは歯全体を削りかぶせ物を接着剤でつけて色を周りの歯の色に合わせる方法があります。

 

かぶせ物の材質は保険であればプラスチック、色の変化が無く虫歯になりにくい、かつにおいも発生しにくいセラミックの材料が保険外にはなりますが、あります。

 

他にも歯の表面を削りその部分だけにかぶせるというラミネートべニアという方法もありますし、変色した歯だけを薬剤を使ってホワイトニングする方法もあります。

 

これらは歯科医院によって行っているところとそうでないところがあるので、気になる方はかかりつけの歯科医院に問い合わせてください。

 

 

④加齢が原因での歯全体の黄ばみ

 

歯の色は歯の表面のエナメル質の透明度や、エナメル質の下の象牙質の厚みにより歯そのものの色ができあがります。

 

人間誰しも年を取ると歯は黄ばんできます

 

10代の頃と50台になった時の歯の色は、残念ですが違います。

 

 

加齢による歯の黄ばみ(歯の変色)も着色取りでは変わりません。

 

この場合はを白くしたければ、ホワイトニング (わだち歯科クリニックは、扶桑町だけでなく江南市や犬山市、大口町など尾張近郊から多くの方にホワイトニングでのお問い合わせをいただいております) をおススメします。

 

他の方法として、色が気になる歯を削ってしまい、その歯にかぶせ物を入れてそのかぶせ物の色で口の中全体を白く見せる(魅せる?)方法も無くはありませんが、虫歯でない歯を何本も削ってしまうのは、当院としてはおススメしません。

 

その方法で例えば笑った時に見える歯を、と考えると上下で合計12~20本処置する必要が出てきます。。。

 

なのでおススメしたくありません。

 

 

何か1つでも参考にしていただければ嬉しいです。

 

とにかく歯の色が気になることがあれば、気になる歯の本数が1本だろうと口の中全体であろうと、まずは歯科医院を一度受診してみて下さい。