こんにちは、扶桑の歯医者　わだち歯科クリニックです。

 

久しぶりのブログ更新になってしまいましたが、

今日は前回の続きです。

 

前回のブログでは、

金属を付けた後に

しみたりする症状が続く場合の

良くある原因や

どう対応すればよいか、

などを書かせてもらいました。

 

まだ前回のブログを

読んでいない方は

できれば先に

そちらからご覧ください。

 

 

今回は

“しばらく”様子を見ていても良いという、

その “しばらく” とは

どのくらいか、から書いていきます。

 

 

我々歯科医療従事者はよく

「“しばらく”様子を見ていきましょう」とか

「少しの間なれるのを待ちましょう」とか

言いがちかもしれません。

 

じゃあ、その“しばらくの間”や“少しの間”って

具体的にはどのくらいの期間なんでしょう？

 

 

これについてはぜひ

かかりつけの歯科医院で

処置していただいた先生に

直接聞いてみて下さい。

 

 

その歯科医院ごとに

考えも全然違いますし、

その歯科医院の中でも

虫歯が大きい場合の説明と

小さかった時の説明も

おそらく違います。

 

 

なので心配だったり

疑問に思った時は遠慮なく

質問するようにして下さいね。

 

 

「先生怖いから聞きづらい」

なんて質問をためらわなくても

大丈夫です！

 

 

逆に聞きづらいのであれば

よろしければ　わだち歯科クリニック　へお越しください。

セカンドオピニオンも

対応しています。

 

 

ここからはつけた金属がしみる場合

当院ならこう考える　

という話ですので、

 

全ての歯科医院が

決して一緒ではありませんし

今皆さんが通われてる歯科医院さんと

説明が違うことも

もちろんあり得ますので

そういう前提で

読んでいただければと

思います。

 

 

当院は

接着剤でつけた金属がしみても

その症状が

様子を見ていられる程度なら

 

3～6か月くらいの期間

 

回復するか待っても良いと

考えています。

 

 

もちろん

様子を見ていられる程度（状態）なら、です。

 

 

ですが6カ月以上待ってても

しみるのが変わらなくて、

どうしても気になる場合や

 

様子を見ていられないくらい

痛い場合などは

残念ですが歯の神経の保存は難しく、

歯の神経を取らないといけません。

 

 

歯の神経を取ってしまえば

しみるという症状は

無くなります。

 

 

「だったらすぐ

　歯の神経を取ればいいのでは？」

 

と思われる方も

いらっしゃるかもしれません。

 

 

確かにそうなのですが、

一方で歯の神経を取るとその歯は

歯の寿命が短くなる傾向が

高いです。

 

 

何年後かにはその歯は

 

抜歯

 

になる可能性が高い

ということです。

 

 

だから 当院では

 

様子を見ててしみる症状が

無くなる可能性があるうちは

できる限り様子を見て

歯の神経を取ることを

避けたい

 

と考えてています。

 

 

これについては

歯科医院ごとに大きく

考え・方針が

変わるところです。

 

 

ぜひ虫歯治療も定期健診も

クリニックの雰囲気や

通いやすさも大切ですが

 

治療の説明が分かりやすかったり

安心して任せられるところを

選ぶようにして下さいね。

 

※当院待合室です

 

 

今日はここまでにします。

 

最後まで読んでくださり

ありがとうございました。