虫歯治療した後のこと  少しだけ考えてみませんか?

投稿日:2018年4月3日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

歯の寿命を延ばすために(歯を歯医者に“抜かれる”ことにならないために)大切なことは、歯科治療で歯の神経を取らないようにすることです。

 

神経を取った歯は、ほとんどの場合が20年以内に歯を抜くこと(抜歯です)になってしまいます。

 

 

歯科治療で歯の神経を取らないようにするために大切なこと

 

まずここでは、歯の寿命に大きく関係する歯の神経を治療で取る可能性を低くする方法をお伝えします。

 

①虫歯は小さいうちに治療をする

 

虫歯が大きく歯の神経付近まで広がってしまうと、歯の神経を取る必要が出てきます

 

痛い歯が無い=虫歯が無い、というわけではありません。

 

歯が痛い=虫歯が歯の神経付近まで広がっている可能性が極めて高い、ということです。

 

なので痛みの有無で、虫歯の有無を判断したり虫歯治療を行うかを考えるのではなく、きちんと歯科医院で状態の程度及び治療の必要性の有無の説明を受けるようにして下さい。

 

経過観察でもまだ大丈夫と説明を受けた虫歯も、定期的に歯科医院で変化が無いかはチェックを受けましょう。

 

 

②同じ歯の再治療を何度も繰り返さない

 

全く虫歯治療を受けたことが無い歯に比べると、一度でも虫歯治療をした歯は、残念ですが虫歯に再度なりやすくなります。

 

保険治療で用いられる修復材料の経年劣化および修復物の材質上、磨き残しや細菌がどうしても蓄積しやすくなるからです。

 

一度治した歯の修復物(金属の詰め物など)の中や縁は虫歯になりやすくなります

 

だからこそ何十年後に抜歯になるのが嫌な方は、定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける習慣をつけることを、奥歯に保険材料の銀歯が多かったり前歯にプラスチック系の材料で治療してある歯が多い方ほど、ご自身の歯のことを考えてご検討していただけたら、と思っています。

 

 

何度も再治療を繰り返さないために

 

先ほど上で再治療を繰り返すほど歯の神経を取る可能性が出てくる、と書かせていただきました。

 

ここからは、再治療を繰り返さないためにできること(してほしいこと)を書いて今日は終わります。

 

 

①治療する時の材料をきちんと考える

 

銀歯が入っている方に質問したいのですが、なぜ銀歯を選んだのでしょうか?

 

きちんと銀歯の利点だけでなく欠点も、治療した歯科医院で説明を受けましたか?

 

意外にきちんとした説明を受けずに、保険の銀の金属で治療を進められていませんか?

 

残念ですが治した金属が外れたり金属の中が虫歯になってしまうのは、金属の材質にも問題はあります

 

※保険の銀歯の問題点

a 金属が硬すぎる

硬すぎるため金属がすり減る程度と歯そのものが摩耗する程度に違い(差)が生じ、歯と金属の境い目に段差(隙間)が発生し、そこから虫歯になってしまいます

b 錆びる

シルバーのアクセサリーを身につけたことがある方は分かっていただけるのではないかと思うのですが、銀が入っていると錆びてしまいます(シルバーアクセサリーは汗で黒く変色してしまいますよね?)。

その結果、銀歯は錆びて腐食していきます。

c たわむ

上の説明と似ますが、銀歯は硬すぎる結果、食事のたびにその衝撃を吸収しきれず、その結果外れます。

 

 

※再治療に一番なりにくい材料 ご存知ですか?※

 

治療した歯が再度虫歯に一番なりにくい材料はゴールド(金)です。

 

理由は歯とゴールドの硬さが極めて近いからです。なので、別に金属材料の色は気にならなくて(こだわりが無くて)、何度も虫歯治療のやり直しをするのが嫌な方にお勧めしたい材料は『ゴールド』です。

 

ですが金属材料に抵抗があるけど、できる限り治した材料が再び虫歯になるのが嫌な方には『セラミック系』の材料をお勧めします。

 

ゴールド(金)と聞くと「えっ!?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、保険材料の銀よりかはゴールドの方が色は気にならないと思います。銀をゴールドに変えて、色が以前より気になると言われたことは一度もありません。

 

 

②きちんと定期的に口の中のメンテナンスを歯科医院で受ける

 

保険材料は材質的な限界はありますので、再治療を繰り返して最終的に歯の神経を取り、その後抜歯になるのが嫌な方は、できれば定期的な歯科医院でのメンテナンスをする習慣をつけて、その負のスパイラルに入っていかないように心掛けて下さい。

 

 

最後に・・・

 

治療をする利点があれば、欠点もあるかもしれません。治療に用いる材料にも利点・欠点があります。

 

それらをある程度皆様に「きちんと」知っていただいたうえで、どうするかを一緒に考えていけたら当院としては嬉しく思います。

 

歯に対して健康に対して、そして自分自身に対しての価値観は患者様一人一人違います。

 

その価値観や考え方に一番ふさわしいこと・ものをご提供していきたいと思っています。

 

歯に負担が少ない(良い)治療、審美的にきれいな治療を望む方は、犬山市や江南市からも来院しやすい、扶桑町 わだち歯科クリニック  へお越しください。