院長の雑感 ~治療説明って・・・~

投稿日:2017年8月15日

カテゴリ:院長の独り言

わだち歯科クリニックは、明日から20日まで夏季休暇をいただきます。

 

今日まで当院は診療していました。

 

多くの歯科医院さんとは今年の夏季休暇は少しずれていたかもしれませんね。自分の仲の良い同業者の先生を見ると、11日から14日あたりで休暇を取っていた方がほとんどでした。

 

そういうこともあり、昨日・今日は他院で治療途中の方が何人か来院されました。「治療途中の歯が痛くて…、でも今通っている歯科医院がお休みで・・・」

 

そういう方の対応をさせていただくことができ、今日まで診療していて良かったな…、なんて思っています。

 

ただそんな他院の治療途中で来られた数名の中でお一方気になる、というか考えさせられた方がいたので、そのことについて書いてみたいと思います。

 

主訴は初めて行った歯科医院で初日に3本くらい上の前歯の歯の神経を取る治療をした。それから痛みが増して頭痛もする、、、ということでした。

 

問診をさせていただき、レントゲン診査をし口の中を拝見させていただきました。

 

すると、?????。

 

どこも歯の神経を取ったような痕跡が見られないんです。

 

確かに何本か過去に治療した形跡はありました。でももし歯の神経を取り始めたとしたら、歯の神経を取る治療は治療回数がかかるので、治療途中になっている歯があるはずなんです。

 

それも全く見られません。。。

 

患者さんに再度問診をしましたが、主治医の先生は歯の神経を取る治療をしたと言っていたと断言されていました。

 

この食い違いはどうして起こってしまったのでしょうか。

 

「虫歯治療をしたけど、治療後痛みが出たら歯の神経を取る必要がある」

 

こんな説明を受け、それを“歯の神経を取る治療をした”と勘違いをしたということは、あり得るかもしれません(これもあまり考えにくいですが・・・)。

 

どちらにしろ間違いなく言えるのは、<治療説明が伝わっていない>ということ。

 

我々が説明をしても、すぐ理解して下さる方もいれば、何度も同じ説明が必要な方もいらっしゃいます。そういう違いは正直あります。

 

我々は治療をするのであれば、その説明を怠ってはいけません。

 

そして説明をしたうえで目の前の患者さんがどのくらい理解しているのかも<診なければ>いけません

 

歯科医院に症状があって来院される方のほとんどは、口の中に何か気になることがあります。

 

・歯が痛い

・歯が欠けた

・詰め物が取れた

・歯ぐきが腫れた

・口臭がする

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  ・

 

もちろん口を開けると音がする(顎関節症のような気がする)といった、口の外の症状で来院されることもありますが、ほとんどが口の中で問題が起こっています。

 

口の中だけ診ててはいけないと思うんです。

 

ある方に開業時に言われた言葉です。

 

「口の中だけでなく、目の前にいる患者さん自身を、それ以上に診なくてはいけない。」

 

今回のような話を聞くたびに、この言葉を思い出します。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

 

※わだち歯科クリニックは20日(日曜)まで夏季休暇をいただきます。21日 8:30より診療予約受付させていただきます。