妊婦さんは歯科医院を受診してください

投稿日:2016年10月18日

カテゴリ:大人向けの歯のお話 子供の歯と歯ならびのおはなし

わだち歯科クリニックでは、女性の方は出産前の検診や歯石取りも推奨していますが、それよりもっと前、妊娠する前から歯科医院に通い、健診や歯石取りをすることを大いに推奨しています(将来妊娠を希望している方には)。

 

 

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(ブラックボードも更新しました。よろしければクリックして見てみて下さいね)

 

 

マタニティ歯科という言葉、ご存知ですか?

 

女性の方(先ほども書いたのですが、将来妊娠を希望している方)はお子様がマイナス1歳のころから定期的に歯科医院で口の中を清潔に保つ習慣をつけてください。

 

マイナス1歳とは、赤ちゃんがお母様のお腹の中にいる時期を意味しています。

 

マタニティ歯科の考え方・活動について、まだご存じない方も多いかもしれませんが、アメリカ小児歯科学会などいろいろな学会で世界的に発表されてきています。

 

マタニティ歯科は痛くなったら行く歯科ではなく、「妊婦さんと大切な赤ちゃんのお口の中の健康を維持する歯科」です。

 

 

虫歯について

虫歯はミュータンス菌と呼ばれる細菌によって引き起こされます。産まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはミュータンス菌は存在しません。

 

ミュータンス菌は8割以上の確率でお母様が原因で(口移しや食器の共有など)お子様の口の中に住みついてしまう事が明らかになっています。

 

ミュータンス菌のほとんどは19~33カ月、つまり1歳半~3歳頃に定着します

 

だからこそ、お子様が3歳になるまで虫歯の無い、口の中が健康な状態にしていくことが大切なのです。

 

だからこそ、3~4歳になってから歯医者デビューでは遅いのです

 

さらに脳科学の研究でも、3歳までに身に付いた習慣や考え方は、その後変えることがなかなか難しいとも言われています。

 

お子様に対して当院が具体的に行うこととしては、3歳を迎えるまでに食習慣(特におやつの習慣)やフッ素を使う習慣、歯磨きの習慣などの指導や情報提供をお母様にして、虫歯ゼロそしてお口の中の健康を手に入れる方法をお伝えしていきます。

 

妊娠を予定しているお母様に行いたいこと

お母様に対しては、以下の3つのことを行っていきます。

 

・虫歯の治療_お子様に虫歯菌が感染するのを予防します。

・歯ぐきのケア_重度の歯周病だと、流産や早産、低体重児出産の危険が高くなります。

・歯と歯ぐきのケア_「赤ちゃんを産んでから歯や歯ぐきの調子が悪くなってしまった」ということを防ぎます。

 

上で書いたように、虫歯の原因となるミュータンス菌の8割は母子感染が原因です。つまり虫歯の多いお母様のお子様は虫歯になりやすく、お口の中の状態が良い(虫歯も無く、お口の中の清掃状況が良い)お母様のお子様は虫歯になりにくいということです

 

大切なお子様のお口の健康のためにも、お母様自身の口の中の状態に関心を持っていただき、お母様自身のお口の健康を維持してほしいと当院では考えています。

 

 

妊娠中・授乳中の歯科治療

 

妊娠中・授乳中は女性ホルモンの増加が原因で、虫歯や歯肉炎になりやすくなってしまいます。わだち歯科クリニックでは、妊娠中・授乳中の方々にも安心してご来院できるよう、問診・治療の体制を整えております。

 

わだち歯科クリニックではお母様と、お母様の大切なお子様の健康維持・健康増進のための詳しい情報を様々な形でお伝えしています。

 

お子様の健診時には、お母様も一緒に健診を受ける事を推奨します。できるだけご家族で定期的に歯科医院に通う習慣をつけて下さい(お父様も、です)。そしてできることなら、ご家族で同じ歯科医院に定期的に通うことを推奨します。特にお子様がいる場合は親子での口の状況を把握できた方が色々な情報提供がしやすくなります。

 

 

 

お子様の健やかな成長に、わだち歯科クリニックがわずかでも関わることができたなら、幸せです。