マルチブラケット矯正

投稿日:2016年7月30日

カテゴリ:子供の歯と歯ならびのおはなし

歯に針金やワイヤーをつけて矯正治療をしていく方法をマルチブラケット矯正(またはマルチブラケットやブラケットと呼ぶ先生もいらっしゃいます)といいます。

 

今日はそのマルチブラケット矯正(以下マルチブラケットと記載します)について説明をします。

 

当院の考えとしては、マルチブラケットは全永久歯が生えそろってから考えています。

 

小学生の間だと、乳歯が抜けたり永久歯が新しく出てきたりと歯並びが目まぐるしく変わる時期でもあります。そういう時期が終わり、歯並びが取りあえずは出来上がった段階で提案させていただきます。

 

他の歯科医院さんでは小学校の間からマルチブラケットを行っているところもあると思います。別にそれは間違っていません。矯正治療はいろいろな考え方やいろいろな治療法・装置があります。その先生がどのような矯正治療について今まで学ばれてきたのか、今までどのような矯正治療を行ってきたのかによって決められると思ってください。

 

あと当院の場合は、マルチブラケットは高額になることが多いので、歯が動かしやすい混合歯列期(乳歯と永久歯がごちゃ混ぜの歯並びの時期のことです)のうちにできる矯正装置を使うことをお勧めしています(機能的矯正治療と呼ばれることもあります)。

 

その理由として

・マルチブラケットに比べ圧倒的に費用がかからない

  →場合によっては桁が1つ変わってくることもあります

・マルチブラケットに比べ圧倒的にお子様が楽

・マルチブラケットに比べ圧倒的に虫歯のリスクが低い

  →磨き残しが多い子はマルチブラケットはあまりお勧めしたくありません)

 

ただその機能的矯正ですが、万能のものではありません。全員がそれで治るわけではありませんし、よく取り外し式の装置も使うのですが、取り外し式の装置はお子様のやる気で矯正治療の結果が変わってきます。やる気が無いときちんと装置を入れなければ、装置から得られる結果は当然半減します。

 

ですがまずは簡単な装置で治るかを見て、保護者の方の期待する結果が得られなければマルチブラケットに進めていけばよいのではないでしょうか、、、、と当院では考えています。

 

先ほども書きましたが、矯正治療はいろいろな方法があります。やはり信頼できる歯科医院を見つけ、そこで矯正治療を受けるのが一番理想だと思います。

 

当院では、矯正治療に興味を持ってから(お子様の歯並びが気になりだしてから)慌てて歯科医院を検索するのではなく、その時点ですでにかかりつけの歯科医院を作っておくことを推奨しています。

 

歯科医療従事者とお子様、そして保護者の方との間に良い人間関係や信頼関係ができていた方が間違いなく矯正治療はうまくいきます。

 

よければ参考にしてくださいね。