子供の定期健診

投稿日:2016年4月11日

カテゴリ:子供の歯と歯ならびのおはなし

今日はお子様の定期健診で行うこと(内容)を少しまとめてみますね。初めに言っておきますが、これは当院の場合の話です。どの歯科医院でも同じ内容で行っているわけではありません。

 

お口の中の状況確認

まずは口の中のチェックですよね。当然口の中を見ないと説明もお掃除もできません。口の中を見せてもらって、今どこに磨き残しがあるのかや歯ぐきの状態はどうかを、本人にもしくは保護者の方にお伝えします。鏡を使いながら説明することもあれば、口の中を小型のデジタルカメラで写真撮影をして画像で見せることもあります(口腔内CCDカメラに興味をもたれたらこちら)。

磨き残しの除去・お掃除

説明が終わったら実際に磨き残しを取り除いていきます。磨き残しを取る方法は人それぞれ異なります。歯科治療をどこまで年齢的にできるか、あとは磨き残しの量で歯科医師及び歯科衛生士が判断し掃除をします。

磨き残しが非常に多い場合は、磨き残しを染め出しをしビジュアル的に磨き残しを分かりやすく見せて、お子様ご自身に理解してもらったり、時間を取って歯磨き指導(歯磨きの練習)を行います。

磨き残しが少ないお子様にも当然磨き方のワンポイントアドバイスは必要であればさせていただきます。

保護者の方から質問を受け付けます

そして最後に歯科医師が保護者の方から質問を受け付けます。

当院の場合3(~6)か月ごとの検診・フッ素塗布をお子様の場合は推奨しています。当然3か月前と現在では口の中の状況は違います。特に小学生くらいのお子様の場合、歯の抜け変わりが多い時期なので、歯並びはこの3か月の間に目まぐるしく変わることも大いにあり得ます。

歯並びについてはどんなささいなことでも是非(というか必ず)遠慮されず聞いてください。早急に対応すればすぐ直ることもありますし、矯正装置を何も入れなくてもアドバイス1つで改善できてしまうことだってあります。

もちろん質問は歯並びについての事だけではありません。その時点で気になることは遠慮なく聞いてもらっています。当院としては「こんなこと聞いてもいいのかなあ」なんて思わなくてもよいような関係性を保護者の方と作っていきたいと願っています。

歯科医師からの説明

磨き残しの有無は、掃除・クリーニングを担当した歯科衛生士から説明をすることが多いですが、掃除後の最終チェックは歯科医師がさせていただきます。そこで気になることやアドバイスがあればお話をします。

あと当院の場合、基本的には虫歯の早期発見・早期治療と昔よく言われてたような考えは持っていません。当院は“早期発見・長期観察”を推奨しています。経過観察で問題なさそうなうちは、お子様に限らず成人の方も“治療”という形で介入することをできるだけしないようにしています。

ですので、経過観察をしている所がある場合はそこが変化をしてきていないのか、万が一初期虫歯の進行の疑いがあればその説明および今後の方針などもしっかりお話させていただきます。

フッ素塗布

わだち歯科クリニックではお子様には定期的なフッ素塗布を推奨しています。フッ素の効果を期待する方は3か月に1度くらいをお考えください。フッ素は定期的に継続して初めて意味があるものです。1年に1回などでは意味がありません。

もちろんフッ素塗布は強制してはいません。希望されない場合はお口の中の掃除や説明だけで終わります。

 

当院の場合はこんな感じでお子様の定期健診は進めています。なお当院の場合、マタニティ歯科をはじめ様々な健康に関する情報発信をしているからかもしれませんが、0歳からお越しになるお子様(赤ちゃん)も少なくありません。低年齢のお子様は様子をうかがいながら、できることを行っていますので、全員に上記のことをすべて行っているわけではありません。

よければ参考にしてくださいね。