指しゃぶりと歯並び(その2) ~歯並び相談は、わだち歯科クリニックへ~

投稿日:2018年3月20日

カテゴリ:子供の歯と歯ならびのおはなし 赤ちゃん子育てヒント

先週の指しゃぶりのブログの続きです。

 

まず前回の指しゃぶりについてのブログを読んでいない方は、先にそちらをご覧下さい。前回のブログは ここ をクリックして下されば移動します。

 

 

今回は指しゃぶりをしているお子様への実際の対応についてです。

 

まずは3歳くらいまでのお子様について。

 

3歳くらいまでのお子様の指しゃぶりは、経過観察でいいことがほとんどです。

 

赤ちゃんの頃の吸うという行為の名残と考え、発達期の生理的なものとしてとらえ、よほどのことがない限りあまり神経質になる必要はありません。

 

過度に心配されず、温かくお子様を見守ってあげて下さい。

 

お子様の3歳の誕生日を目標に指しゃぶりを無くす場合、「3歳になったら指しゃぶりをやめようね」と少しづつ言い聞かせてみるのもいい方法です。

 

 

続いて3歳以降のお子様の指しゃぶりについて。

 

3歳以降のお子様になると、幼稚園に行き出すことによって突然指しゃぶりをしなくなることもよくあります。

 

「お友達に見られたくない」という気持ちからでしょう。

 

このようにお子様の自覚も出てくると、指しゃぶりをやめるきっかけにもなります。

 

もしお子様にそういう自覚が無いようであれば、止めたほうがいい理由をゆっくり話して分からせていきましょう。

 

もう保護者の方の言っていることが理解できる年齢になっていればなおさらです。

 

ただお子様の中で「やめたくない」という気持ちが強い場合は、どうしてそういう気持ちが強いのかをしっかり考える必要があるかもしれません。

 

そして成長を見守りながら時期を改め、再度アプローチをしたほうが良い場合もあります。

 

あとお子様が指しゃぶりをしないよう、お子様をいろいろなことに夢中にさせるのも良い方法です。

 

外遊びをいっぱいさせるとか手や口を使う遊びをさせたり、あと寝る時に指しゃぶりをする場合は、寝るまでお子様の手を握ってあげて安心させてください。

 

他には指しゃぶりをしなかったらご褒美をあげるのもいいと思います。

 

ご褒美といっても高価なものでなくて構いません。毎日高価なものを与えていたら、保護者の方が困ってしまいますよね(笑)

 

よくお勧めするのが、指しゃぶりをしなかった日のカレンダーにお子様の好きなキャラクターのシールをお子様自身に貼ってもらう、という方法です。

 

たくさん貼ってあればお子様も嬉しくなりますよね。

 

そしていっぱいたまったら、ぜひご家族でいっぱい褒めてあげて下さい。

 

それがお子様の自信につながります。

 

1日ずっと指しゃぶりをやめるのが難しい場合もあります。その場合は例えば昼間だけ、だとか3日間頑張ってみるとかお子様ができそうなレベルから始めてみて下さい。

 

それを達成できたら少しづつ目標を上げていくと良いでしょう。

 

指しゃぶりをやめるにはご家族の温かい励ましが必要になります。是非お子様を勇気づけてあげて下さいね。

 

「〇〇ちゃん、指しゃぶりしちゃダメだって何度も言ってるでしょ!!」と言うのは禁物です。

 

かえって精神的ダメージを受けて、ますますやめられなくなってしまいます。

 

神奈川歯科大学小児歯科の先生の案で、コットンの靴下を指しゃぶりをする手につけて様子を見るという方法があります。

 

コットンの口触りはとても悪いので、睡眠中に指を入れたくても外したくなります。

 

この時重要なのは保護者の方が寝る時にそばについてあげていて、手を握ったりお話を聞かせてあげながら寝てあげることです。

 

他にも大きめのパジャマの袖を縫い付けてしまっておくとか、工夫次第でいろいろな方法が考えられます。

 

結果を焦らず、遊び心があるくらいでもいいかもしれませんね。

 

頑固な指しゃぶりを続ける場合、自分に関心を引くための手段として指を吸ったり、指をしゃぶっていないと落ち着かない場合があります。

 

このような時は指しゃぶりを無くす前に、生活の中で不安が無いかも見直してあげて下さい。

 

お子様の不安や緊張を無くすことを優先させてくださいね。

 

最後です。

 

指しゃぶりへの取り組みは、時間と忍耐を要することも少なくありません。

 

大切なのは保護者の方がお子様と向き合いつつも、気持ちに余裕をもって接することだと思います。

 

指しゃぶりへの取り組みは親子の関係をより強くするものかもしれません。

 

2回にかけて指しゃぶりについて書いてみました。

 

なにか1つでも参考にしていただけることがあれば幸いです。