妊婦さんの歯科治療

投稿日:2016年4月30日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

わだち歯科クリニックは、たくさんの妊娠中の方の治療や歯石取り・メンテナンスで来院していただいています。

 

今日は、妊娠中の方の治療で妊婦さんからよく聞かれることをブログで書いています。

 

よく聞かれること・・・、レントゲン写真と麻酔と飲み薬でしょうか。当院HPのマタニティ歯科でもそれらについては書いているので内容は重複するかもしれません。

 

レントゲン写真

はじめて来てくださった方(初診の方)には可能であればレントゲン検査を当院の場合はさせていただいています。歯と歯の間や金属などのかぶせものが入ってる場合はその中、歯の根っこの状態を確認したいためです。

 

妊娠中の方でもレントゲンは何も問題ありません。赤ちゃんがいるお腹とレントゲン撮影をする口が距離が離れているのと、レントゲン撮影の時には防護エプロンをするからです。

 

さらに当院の場合はデジタル式のレントゲン装置で撮影をします。アナログ式のレントゲン装置と比較すると被ばく量は約1/10ほどに軽減されます。アナログ式の装置でも妊婦さんに問題無いと言われています。それよりも圧倒的に被ばく量を減少できるので、さらに安心していただいて良い事が分かっていただけますでしょうか。

 

それでも心配な方は遠慮なくおっしゃって下さい。撮影をしなければ診察を受けられないわけではありません。ただレントゲン写真は皆様が思っている以上の有益な情報を診察する側にはもたらしてくれます(レントゲン診査についても後日ブログで書く予定です)。

 

麻酔

結論から書きます。麻酔も何も問題ありません

 

おなかの赤ちゃんには麻酔液は行きわたりません。どうしても麻酔が心配なら麻酔無しで処置しますが、お分かりだと思いますが虫歯によっては、麻酔無しでは非常に痛いと思います。お母さんが痛みを感じる(感じ続ける)方が赤ちゃんに悪影響です。

 

飲み薬

処置内容やその時の状況によっては飲み薬をお出しします。飲み薬の中には妊娠中の方にあまり出さない方が良いものはあります。当院の場合は、妊娠しているしていないに関わらず薬は飲まなくてよいなら飲まない方がいいと思っていますが、どうしても必要だと判断したときはお出ししています。妊娠中の方には、妊娠中でも飲んでも問題無い薬にしてお出しします。

 

 

最後に治療をする時期ですが、可能であれば妊娠前期3か月と後期3か月は大がかりな処置は避けたほうが良いと言われています。逆に言えばそれほど大掛かりな(大変な)処置でなければ特に治療時期に神経質にならなくても大丈夫です。

 

ただ当院の考えとしては、妊娠した時にはすでに口の中が良い状態にしておいてほしいと思っています。残念ですが親の口の状態とお子様の口の状態は似ることが少なくありません。結婚し妊娠を望んでいるのなら、妊娠する前には歯科医院に通い、虫歯があったとしても良い状態に改善し、その後妊娠中も含めて定期的に歯科医院で良い状態を継続するようにメンテナンスで通っていただきたいと思っています(妊娠すると歯ぐきの状態が突然悪くなることが多いためです。これも後日ブログで書きます)。

 

これも1つの親から子への愛情だと思いませんか?

 

 

 

 

 

 


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