予防先進国との違い ~フッ素・歯科医院のかかり方~

投稿日:2018年7月25日

カテゴリ:子供の歯と歯ならびのおはなし 食と栄養・サプリメントコラム

12歳児のお子様の平均の虫歯本数は10年もしくは20年前より、格段に減少しています。

 

格段に、です。

 

ですが世界の予防先進国(スウェーデンなど)に比べれば、残念ですがまだまだ多いです。

 

いったい何が違うのでしょうか?

 

色々理由はありますが、まず第一にフッ素の利用の仕方が違います

 

先進国ではフッ素が水道水に添加されている国も多く、積極的にフッ素を有効利用して歯の質の強化を図ることで(歯を強くすることで)虫歯予防に取り組んでいます。

 

また他の理由として日本人の場合、多くの方が何か気になることが出てきたら(痛い・腫れた・取れたなど)歯科医院を受診する方が多いです。

 

ですが一方、予防先進国ではそうではありません。

 

保険制度の違いもあるからだと思いますが、 定期的に歯科医院へ通うことで、新しい虫歯ができていないか、経過観察中の虫歯は治療が必要な段階まで進行していないかを確認を受け、適切な歯のクリーニ ングや歯磨き指導を受けたりしています。

 

 

最近の子供の傾向(虫歯の本数は減少しているけど・・・)

 

虫歯は間違いなく昔より減ってきています。

 

ですが逆に、歯肉炎の子供(歯ぐきに炎症がある子供)は増えてきています

 

仕上げ磨きをしている時に、歯ぐきから出血する場合は要注意です。

 

保護者の方が思っている以上に歯肉炎が起こっているかもしれません。

 

そういう場合は歯を1本ずつ磨くことを今以上に強く意識してください。

 

そして早いうちにかかりつけの歯科医院で歯石取りや、お口の中の状況に応じたブラッシング指導を受けて下さいね。

 

歯肉炎と同じように昔に比べ増えているものが、歯列不正です。

 

歯列不正=歯並びが悪い  つまり、歯並びが悪い子もとても増えています

 

 

なぜ歯肉炎や歯列不正の子供が増えているのでしょうか

 

歯肉炎の子供や歯並びが悪い子供が増えている原因の1つとして食事が挙げられます。

 

昔に比べ食べるものが多様化・欧米化が進んでいることは何となくでも分かっていただけるのでは、と思っています。

 

昔に比べ柔らかい食べ物、顎を使わない食べ物、飲み込むときにそれほど咬む回数をかけなくても食べられる食べ物が増えています。

 

ベタベタした食べ物、ネチョネチョした食べ物は歯にくっつきやすく、その結果それをそのままにしていると歯肉炎になりやすくなります。

 

柔らかい食べ物が多いと咬む回数も少なく済み、顎も大きくなりません。

 

その結果、乳歯よりも大きな永久歯がきれいに並びきれず、歯並びが悪くなります。

 

もちろん歯並びが悪い子供が増えたのも歯肉炎の子が増えたのも、食べ物の変化が全ての原因ではありませんが、原因の(大きな)1つだということをぜひ知っていただければ、と思います。

 

今日はこの辺で。。。

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。