経営に踊り場を作る、という考え
今日は、ちょっと経営の話を書いてみたいと思います。当院に来てもらってる方、それとも地域の方々、果たして誰を対象に(誰に読んでもらいたくて)ブログ更新なのか正直分かりませんが(もしかすると求職中の歯科医師の先生方なのかもしれません)、自分の頭の整理というような気持ちで書いてみたいと思います。
ここまで読んでもしご興味がわいたり、読んでみてもいいかなと感じていただけたら、以下読んでみて下さい(個人的には読んでいただけたら嬉しいです)。
では早速書き始めます。
普段定期的に色々なセミナーに行っています。治療技術のセミナー(実習セミナー)、マーケティング系セミナー、マネジメント系セミナー、などなど多種にわたっていると思います。
その中で頻繁にお会いし、お話を伺っている先生がこんな話をしていました。
『歯科医院の成長ステージの中に、あえて [踊り場] を作る』
踊り場とは階段の途中にある平坦なところです。転落を止めるため、階段を上るときの小休止のため、階段の方向転換のために設けられているそうです(これ書くために辞書で調べました)。
永続的に歯科医院経営をしていくうえで、あえて立ち止まる時期を作るということです。
歯科医院に限らず、経営者の方はお金の流れは気になるのではないでしょうか。
大きな会社だと「経常利益前年比○%上昇(アップ)」などと時々ニュースで流れていたりもします。
例えばですが毎年10%ずつ売り上げが上昇し続けたら、きっとその組織の経営者の方は嬉しいと思います(ボクだったら正直うらやましいと思ってしまうかも…(笑) )。
でもたとえそうであったとしても、ボクが尊敬している講師の先生は「あえて売り上げを伸ばすことを『手放す』時期を作るべき」だとおっしゃっていました。
その時期というのは1か月かもしれませんし、数か月または1年間かもしれません。
毎年10%、ずっと伸び続けた組織のスタッフは、講師の先生は「絶対疲弊する、壊れる」とおっしゃっています。
踊り場であえて立ち止まる。
立ち止まって取りあえず先の階段をまずは俯瞰してみる。
階段の向き(方向)が間違っていないかを確認してみる。
登ってきた階段を振り返ってみて今までの自分の(組織の)軌跡を思い返す。
バネも伸ばし続けたら伸びに限界がきます。それどころか伸びきってしまうと最初の状態に戻らなくなってしまいます。
経営に戦略的に踊り場を作る(戦略的に立ち止まる)、ことも時には大切かな、と最近感じています。
と言いながら来月から新たな取り組み(変更?)を始めていこうと思っているんですが。。。
それも2つ。。。
ここまで書きましたが、今のボクには踊り場を作るのはまだ難しいかもしれません。
でもこの踊り場という考え、忘れずにいたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました 💛
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