定期健診の重要性と将来の残存歯数

   

こんにちは、扶桑町 江南市 犬山市 大口町 各務原市などから多くの方に通院していただいております 扶桑町 わだち歯科クリニック です。

 

多くの地域の皆様に定期的に来ていただいておりますが、今日のブログでは定期健診の重要性と、定期健診を受け続けたことで将来的に残る歯の本数の結果などをいろいろな論文やデータを参考にもしてブログ書かせてもらいます。

 

 

定期的な歯科検診がお口の中の健康にどれほど影響を与えるか、ご存知でしょうか?

多くの研究が、定期検診を受けることの重要性を示しています。

今回は定期検診の有無が将来的な残存歯数にどのような違いをもたらすかについて、具体的なデータを用いて説明します。

 

 

1. 定期検診と将来的な残存歯数の関係

まず、定期的な歯科健診が将来的な残存歯数に与える影響についてのデータを書かせてもらいます。

 

データ1: 米国国立衛生研究所(NIH)の研究

米国国立衛生研究所(NIH)が行った研究では、定期的な歯科健診を受けている人々は、そうでない人々と比べて平均して10本以上の歯を多く保持していることが示されています。

この研究は、20年以上にわたり行われたもので、定期健診が長期的な歯の保存にどれだけ重要であるかを強調しています。

 

データ2: 日本歯科医師会の調査

日本歯科医師会が実施した調査によると、定期的に(1~3か月間隔)で歯科健診を受けている日本人は、そうでない人々と比べて65歳時点での残存歯数が平均して5本以上多いことが分かっています。

この調査は、全国の成人約10,000人を対象に行われました。

 

データ3: 世界保健機関(WHO)の報告

世界保健機関(WHO)の報告では、定期的な歯科健診を受けることで、虫歯や歯周病の早期発見と治療が可能となり、その結果として歯の喪失を防ぐことができるとされています。

特に高齢者において、定期健診の受診率が高い国ほど、残存歯数が多いことが報告されています。

 

 

2. 定期検診の具体的な効果

では、なぜ定期検診がこれほど重要なのでしょうか?以下のポイントで説明します。

  • 早期発見と早期治療: 虫歯や歯周病は早期に発見されるほど治療が簡単であり、進行を防ぐことができます。
  • 予防措置の実施: フッ素塗布や歯のクリーニングなどを定期的に受けることで、歯の健康を維持しやすくなります。
  • 生活習慣の改善: 定期的な健診を受けることで、口腔ケアの重要性を再認識し、日常のケアが改善されることが多いです。

 

3. まとめ

定期的な歯科健診を受けることで、将来的な歯の喪失を大幅に防ぐことができることが、さまざまな研究やデータで証明されています。

歯の健康を守るためには、1~3か月に一度の定期健診を欠かさないことが重要です。

ぜひ定期的な健診を受ける習慣を身につけて、健康な歯を維持しましょう。

 

今日は以上です。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

 



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