ホワイトニングの年齢制限
今日は、ホワイトニング の年齢制限について書いてみたいと思います。
「ホワイトニングって何歳から大丈夫なの?」
「中学生でもできるの?」
「60歳超えてるけど、ホワイトニングをしてかえって歯がもろくなったりしない??」
そのようなことを書いてみたいと思います。
まず、未成年のホワイトニングは当院ではおススメしていません
わだち歯科クリニックでは、基本的には18歳未満の方へのホワイトニングについてお断りをしています(よほどの切実な理由があれば相談して決めますが・・・)。
その理由について書かせてください。
歯の構造
その前にまず歯の構造について少し書かせていただきます。
「どうして歯の構造?」と思わないで下さいね。
歯は、一番外側に半透明のエナメル質があります。そしてその内側に、象牙色(少し黄色っぽい)をした象牙質があり、その中心に歯の神経があります。
エナメル質の厚さは個人差があり、厚い人もいれば薄い人もいます。
歯の色は、半透明のエナメル質を通した象牙質の色です。
未成年の歯
最初の話に戻りますね。
未成年の方の歯は、エナメル質が形成されている途中で、組織がまだ未完成なんです。
だからこの時期に、薬液を使ってホワイトニングをするのはあまりお勧めしたくはありません。
ちなみに同じ理由で、未成年の時期に市販の研磨剤が多く含まれている歯磨き粉を使用することも控えて下さい。
中学生・高校生の生徒が、白く輝く歯に憧れる気持ちは非常に分かりますが、できればもう少し待ってもらった方が安全です。
大学生くらいからでしょうか。
大学生になって頑張って働いたアルバイト代で、ホワイトニングをして自分の歯を白くする、、、なんてステキだと思いませんか?
ホワイトニングの年齢の上限
ホワイトニングについての上限の年齢制限はありません。
おいくつになっても問題は無いです。
ホワイトニングをした結果、歯がもろくなることもありませんのでご安心ください。
当院で今まででホワイトニングをされた最高齢の方は、74歳の男性でした。
ご自身の前歯の色を気にされていた方でした。
歯が白くなると、周りの方がその人に対して受ける印象が変わることは大いにあります。
特に笑顔の感じが変わると思います。
ご高齢の方は、加齢変化により歯が茶色くなることがほとんどです(そのことに気付いているかどうかは、人それぞれですが)。
20代30代のころに比べて歯の色が変わってきた(茶色っぽくなってきた)ことが気になり、可能なら改善したい、、、と思う方は当院へお問い合わせください(相談だけでももちろん構いません)。
先ほどお話しした70代男性の方は、もちろん白くなりました。
満足もしていただきました。
ただ残念ですが、年齢が上がれば上がるほどホワイトニングで歯が白くなるのに時間がかかることは少なくありません。
20代の方なら1回でかなり白くなる場合でも、50代以上ですと2~3回回数が必要なこともあります。
まとめ
未成年の方を除いて、基本ホワイトニングの年齢的な制限は無いと思っていただいて差し支えありません。
歯が黄ばんできたことが気になる方にも、ホワイトニングで対応可能です。
ただ黄ばんできた方が絶対ホワイトニングをしなくてはならないわけではありません。
黄ばんできてそれが気になる方や改善したいと思う方に、考えていただくのがホワイトニングだと思ってください。
黄ばんできたことを気にならないのなら、そのままでいいと思います。
ただ おいくつになっても患者様が希望されれば歯は白くできる ということだけ分かっていただければと思います。
それを知っていただければ、ここまでブログ書いた甲斐があったと思います(笑)
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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