定期的に歯科健診を受けましょう
「80歳になったとき、口の中はどうなっていると思いますか?」
日本は世界有数の長寿国と言われます。ですが平均寿命は高くても、日本の寝たきり老人の数はアメリカの約10倍だそうです。 寝たきり老人が多い状態を「長生き」と一言で言ってしまうは、果たして正しいのでしょうか。。。
皆さんはどう思いますか?
日本は「国民皆保険制度」により全国民が公的医療保険に加入しているため、人によっては何か体に痛みや問題が出たら、とりあえず病院に行き医者に診てもらって薬をもらえばいい・・・、と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その結果が、寝たきり老人が非常に多い=日本人の平均寿命が高い、ということにつながっているのではないでしょうか。。。
と個人的には思っています。
日本の保険制度は素晴らしいものだと思います。
でもかえってそれが「病院にかかる」「病気になる」ことを安易にしてしまっているような気もします。
日本人は病気になったら取りあえず病院に行けばいい、薬をもらえばいいと安易に考え、自分自身の身体なのに、自分の健康をほとんど他人任せにしてしまっています。
虫歯になっても保険で銀歯を入れればいい、歯が抜けても保険で入れ歯を入れたらいい、、、。
病気にならないためにどうするか、という予防の発想が乏しい人が諸外国に比べ非常に多い気がします。
アメリカ人は病気にならないよう自分の健康は自分で守るという考え方が浸透していますが、日本人はそうではないようです(ちなみにアメリカで大人の歯を抜くだけで5万円くらいかかるそうです)。
80歳の口の中の状態 想像してみて下さい
「80歳になった時、あなたの口の中はどうなっていると思いますか?」
と聞くと日本人の4人に1人は「入れ歯になっていると思う」と答えるそうです。
「入れ歯で別に構いません」とも答える人もいるようです。
非常に残念なことです。
歯周病は、40歳以降急速に進行します。
40代以降の方の8割以上が歯周病に罹患しています。
アメリカなどの予防先進国のように、口の中で問題が起こっていないうちから(口の中に今問題を全く感じていなくても)、今後も問題が生じないように予防する習慣をつけることを、わだち歯科クリニックで一緒に考えてみませんか?
変わる口の中 変わらない歯の大切さ
最後に歯の健診や歯石取りを含めた歯の掃除(定期的メンテナンス)を歯科医院でしたのはいつですか?
口の中は日々めまぐるしく変わっています。
磨き残しがたまり続ければ歯ぐきの状況は悪くなり、歯ぐきが腫れたり歯ブラシしたら出血したり、または口臭につながります。
口の中は食事のたびにいろいろな温度のものが入ってきます。
例えば体が温まる鍋を食べることもあれば、その日お風呂上りに冷たい飲み物やアイスクリームを食べたりもします。
人間の体だったら、こんなに熱い所や冷たい所を行ったり来たりしていたら、すぐ風邪をひいたり体調崩したりしてしまいますよね?
現在口の中が何も気になっていない方こそ、歯科医院に定期的に行き、日頃無意識に酷使している歯や口の中をいたわってあげて下さい。
定期的に歯科医院でのケアをせず過ごしていると、口の中は気づかないだけで少しづつ悪い状況になっているかもしれません。
歯ぐきの状態は特にその傾向が顕著です。
体力や免疫力がしっかり安定していれば、現状維持でいくことはあるかもしれません。
ですが残念ですがご自身で気づいていないだけで、少しづつ加齢変化とともに悪くなっていることがほとんどです。
いつの世代でも歯は大切です。
歯は、大切ではありませんか??大切ですよね???
口の中が悪く変化すればするほど、歯の大切さを痛感する方がほとんどです。
口の中が悪くなってしまった時に初めて歯の大切さを痛感する方もたくさんいらっしゃいます。
そうならないように(そうなる前に)、歯科医院へ定期的に通う習慣をぜひつけて下さいね。
良ければ参考にしてくださいね。
医療法人エボシライン わだち歯科クリニック:https://wadachi-dent.com/
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