虫歯の大きさ

投稿日:2018年4月11日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

今日は虫歯について書かせてください。

 

虫歯には、いくつかの段階に分けられます。

 

①歯の表面が白くなっている状態

②歯の表面が茶色くなっている状態

③歯の表面が黒くなっている状態

④歯のエナメル質に穴が開いた状態

⑤歯の象牙質まで穴が大きくなってしまった状態

⑥歯の神経まで穴が到達してしまった状態

⑦歯が根っこだけになってしまった状態

 

 

虫歯と言っても、これだけの段階があるのです。

 

①~③くらいまでは、環境(お口の中の環境や生活環境)を改善するだけで、治癒もしくは進行停止することも少なくありません。

 

④以上になると、削る治療をしなければならないことが多くなるかもしれません。

 

⑥だと歯の神経を取る必要がありますし、⑦は残念ながら歯を抜かなくてはならないと思います。

 

 

 

虫歯ができる要因

 

虫歯の成立には4つの因子が重要だと言われています。

 

①歯(エナメル質が弱いと虫歯になりやすい)

②細菌(虫歯菌の数が多かったり活動性が高いと虫歯になりやすい)

③食物(虫歯菌に与える栄養=砂糖 が多いと虫歯になりやすい)

④時間(②③が良くない状態が長くなると虫歯になりやすい)

 

 

攻撃側(細菌、食物)が強いか、守備側(歯、唾液)が弱いかで虫歯になってしまいます。

 

虫歯の本来の治療は、上記4つのバランスを整えることであり、削って詰めることではありません。

 

削って詰めることは結果に対する対処方法であり、原因を改善しなければ必ず同じ結果を繰り返します

 

原因(お口の中の環境や生活環境)を改善することが大切です。

 

お口の中の環境を改善したり整える事ができるのが、定期的な歯科医院で行う歯と口の中全体のメンテナンスです。

 

 

歯の定期的メンテナンスを受けてみませんか?

 

皆さんは歯科医院で定期的に歯石取りを含めた歯の掃除(メンテナンス)は受けていますか。

 

治すことより、ならないように予防することのほうがよっぽど大切だと思いませんか。

 

そしてその方が価値があるのではないでしょうか。

 

変化が見えにくいことも多いため、その価値は治すことより分かりにくいかもしれませんが、ボクはそう思っています。

 

定期的なメンテナンスを受けていただければ、初期虫歯なら進行を遅らせたり止めたりできることも少なくありませんし、そんなに難しいことでもありません。

 

仮に様子を見ていた虫歯が進行してしまったとしても、定期的なメンテナンスを受けていたら歯にも患者さんにも負担が少なく治療ができることが多いです。

 

よくブログで書いていますが歯の神経を取ると、その後特にメンテナンスなど何も意識せずやらなかった場合、間違いなく歯の寿命は短くなります。

 

何もしなければ多くの場合は15~20年後には抜歯になります。

 

人によってはたった1本歯を失うだけで、その後の治療がとても大変だったり治療回数がかかることもあります。

 

良ければメンテナンスをご検討下さい。

 

歯を大切にしてくださいね。

 

 

今日は、この辺で・・・。