フッ素を始める時期・年齢

投稿日:2018年3月6日

カテゴリ:子供の歯と歯ならびのおはなし 赤ちゃん子育てヒント

Q フッ素をつければ虫歯は治りますか?

 

フッ素は虫歯予防になることは多くの方がご存知だと思いますが、フッ素で虫歯は治すことができるのでしょうか?

 

残念ながらフッ素をつけても虫歯は治りません。

 

ですが初期虫歯なら進行を止めることも可能です。

 

あと、フッ素をつけることによって歯そのものが強くなるので(再石灰化と言います)、虫歯になりにくくもなります

 

ですがフッ素の効果を期待するのであれば定期的に継続する必要があります

 

1年に1回つけていてもほとんど意味はありません。

 

当院では3ヶ月に1度の間隔を推奨していますが、期間を空けても半年に1度くらいの間隔で、フッ素塗布をお子様の虫歯予防を考えている保護者の方は習慣づけてください。

 

 

フッ素が虫歯予防になる理由

 

次に、フッ素の効能(どうしてフッ素が虫歯予防になるのか)を書いてみたいと思います。

 

①虫歯になりかけた歯(初期虫歯)を修復します

歯から溶け出してしまったカルシウムやリンが再び歯に戻ろうとする作用(再石灰化と言います)を助けます。

 

②歯の質を強くします

フッ化物が歯に取り入れられると、エナメル質が強化され、酸に溶けにくい丈夫な歯を作ります(酸に溶ける=虫歯、です)。

 

③虫歯菌の働きを抑えます

虫歯の原因菌の一つであるミュータンス菌の働きを抑えます。

 

フッ素塗布は全ての方に有効ですが、特に以下の方々にとても有効です。

①虫歯になりやすい方、治してもすぐ虫歯ができてしまう方

②歯が出てる途中のお子様(フッ素は完全に出終わった歯より、出てる途中の方が取り込まれます

③矯正治療中の方

④詰め物・かぶせ物がお口の中に多い方

⑤歯の根っこ部分に虫歯が多い方

 

 

フッ素塗布を始めるタイミングは??

 

最後に、フッ素についてもしかすると一番保護者の方に聞かれる質問について書いて今日は終わります。

 

Q 子供の歯につけるフッ素、いつごろから始めればいいのでしょうか?

 

 

わだち歯科クリニックとしては、乳歯が少しでも出てきてから来院していただくことを推奨しています

 

一番初めに出てくる歯はほとんどの場合、下の前歯です。時期としては個人差もありますが生後6~7カ月くらいです。

 

その頃から定期的にフッ素を塗布することを推奨しています。

 

先ほど上でも少し書きましたが、フッ素は歯が完全に生え終わった時より出てる途中の時の方が取り込まれます(そういう理由で早いうちからつけ始めることを推奨しています)。

 

小さいうちから定期的に歯科医院へ通う習慣をぜひつけてくださいね。

 

 

今日はこの辺で・・・。