抜いたほうがいい 親知らず

投稿日:2018年3月3日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

親知らず は、前から数えて何番目の歯かご存知ですか(全ての歯がある前提で)?

 

前から数えて6番目くらい?それとも7番目でしょうか?

 

8番目だと思いますか?もっと奥の10番目??

 

少ししつこかったですね、すいません。。。

 

 

親知らずは前から数えた場合、8番目の歯になります。

 

当院の場合、5~6歳頃にお口全体のレントゲン写真を撮ることが多いのですが、その時点では親知らずはレントゲン写真には写ってきません。

 

そのくらいの年齢だと6歳臼歯が出始めていることも多いのですが、その1つ奥に骨の中に完全に埋まった歯がレントゲンに写っています。

 

そういう画像を見て保護者の方に「これって親知らずですか!?」と時々聞かれるのですが、それは7番目の歯になり、親知らずの1つ前の歯ということになります。

 

ちなみに7番目の歯(第2大臼歯)は12~13歳頃に出てきます。

 

 

親知らずって、抜かないといけないの??

 

親知らずは抜かなければならないのですか??

 

時々質問を受けます。

 

先に結論書きますが、親知らずは絶対に抜歯しなければならないわけではありません

 

正しい場所にきちんと生えていて、他の歯と同じように歯としての機能がある場合(上下の歯がきちんと咬んでいる場合)や、骨の中に完全に埋まっている状態でも炎症をはじめとする症状を何も起こしていない場合(歯ぐきが腫れたり痛みが無い場合)は、抜く必要はありません。

 

生え方が悪く炎症を起こしている場合(歯ぐきが腫れたりするのは、歯ぐきが炎症している1つの症状です)や、虫歯がひどく他に治療法がない場合、さらには他にも親知らずが歯並びを悪くする原因となっていて、患者さんが歯並びを気にする場合は抜いたほうがいいこともよくあります。

 

実際に成人矯正の場合は、親知らず自体は症状が無くても矯正治療をを始める前に親知らず4本全て抜いてから治療を開始することもありますし、矯正治療が終わりきれいに歯並びが整ったとしても、向きの悪い親知らずがあることで、歯並びが後戻りしやすくなることもあります。

 

あとこれも非常によくあることなのですが、親知らずの向きが悪いことで、その手前の7番目の永久歯の虫歯リスクが高くなっている場合は、親知らずそのものに症状が無くても抜歯を考えたほうが、手前の永久歯のためにいいかもしれません。

 

上記の理由に当てはまらなく、経過観察でも良さそうな親知らずでも、必ず定期的に歯科医院でレントゲン写真を撮り親知らずの状態は確認はしてください

 

過去と今を比較し、悪い変化が見られたときは相談したほうがよいでしょう。

 

突然来る親知らずの痛みは、厄介です

 

経験ある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そういうことを極力予防するためにも、どうか定期的なチェック・確認は受けて下さいね。