子供の仕上げ磨きをしていたら、歯ぐきから出血してきた!?

投稿日:2018年2月7日

カテゴリ:大人向けの歯のお話 子供の歯と歯ならびのおはなし

お子様に仕上げ磨きをしてて、歯ぐきから出血したことはありませんか?

 

力が強すぎたからでしょうか?

 

そういう場合も無いわけではありませんが、仕上げ磨きの時に出血するところが見られたら、そこは歯肉炎の可能性が高いと思います。

 

小学生の3~4人に1人は歯肉炎というデータも発表されています。

 

なので可能なら、小学生のうちは毎日ではなくても、時々仕上げ磨きを保護者の方がしてあげてください(もちろん毎日仕上げ磨きができれば理想ですが)。

 

普段歯ブラシや、人によっては歯間ブラシやフロスも併用していると思いますが(できれば子供のは似もフロスなど併用していただけたら、と思っています)、磨き残しがたまったままその状態で放置してしまうと、その部分の歯ぐきが炎症を起こします。

 

炎症を起こすと、歯ブラシがその部分にあたるというようなちょっとした刺激や、普段加わらないような(例えば定期的に歯科医院に通っていない方が久しぶりに歯科医院に訪れ、歯石を取るというような)刺激に過敏に反応し、歯ぐきから出血するようになります。

 

炎症の程度が重度であればあるほど出血は多く、さらに出血は続きます。

 

ですが血が出たからと言って、怖がって歯ブラシを避けたりするのは、かえって良くありません。

 

歯肉炎の症状が進んでしまうことになりかねません。

 

血が出たところ=磨き方が不十分なところ

 

と認識していただき、そこを痛くない程度の力で(歯肉炎の程度によっては、強く磨くと痛い事もあります)重点的に磨いてください。

 

歯ぐきをマッサージするようなイメージで磨くのも良いと、普段患者さんには説明しています。

 

軽度の歯肉炎ならご自宅のブラッシングで改善できることも、もちろんよくあります。

 

やはり歯肉炎や歯周病(歯槽膿漏)に対して一番大切なのは日々のご自宅でのブラッシングを含めたケアです。

 

大人の方、お子様にかかわらず頻繁に歯ブラシの時に出血する場合は、一度歯科医院で正しいブラッシング指導を受けたり、定期的にクリーニングや歯石取りを受ける事を推奨します。

 

できればご自宅でのケアで出血が無くなったとしても、一度歯科医院で歯科衛生士から歯ブラシ指導を受けたほうが良いと思います。

 

「歯ブラシの仕方や家での口の中の掃除の仕方を教えて欲しい」と電話で予約していただければ、当院含め、どの歯科医院さんでも対応してくれると思います。

 

そしてぜひ、定期的に歯科医院で健診や歯石取りをする習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

 

同じような日常生活や食生活のままでは、残念ながら炎症の再発の可能性は高いと思います

 

それは歯肉炎、歯周病だけではなく虫歯も同様です。

 

虫歯、歯周病、歯肉炎。。。口の中の病気のほとんどは毎日の生活習慣に問題があります。

 

よく症状が出る(しょっちゅう虫歯ができる、治したところがまた数年経つと虫歯になる、歯ぐきが腫れる、口臭などなど)ということは、それだけ日常生活に改善する点があるということなのかもしれません。

 

歯肉炎や歯周病は予防が肝心です。

 

ご家族全員で歯科医院で適切な予防をすることを考えてみませんか。