糖尿病と歯周病

投稿日:2017年8月29日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

歯槽膿漏(歯周病)が進行していると糖尿病になりやすい、糖尿病の方が歯周病の治療をすることでHbA1cの数値が良くなることがよくある、ということをご存知でしょうか。

 

※HbA1c:ヘモグロビン エーワンシー  糖尿病の状況の把握の目安とする一つの数値

 

歯槽膿漏(歯周病)と糖尿病の関連性については頻繁にいろいろな形で報道されていますが、まだまだ一般の方には十分に認知されていないと感じています。

 

糖尿病の方は歯周病が進行しやすいし、歯周病が中期もしくは重度の方は糖尿病罹患リスクが高くなってしまいます

 

糖尿病の方は、糖尿病でない人に比べて1.5~2倍強の頻度で歯周病が起きやすくなるとの報告がみられます

 

そして糖尿病の方は歯周病が重症化しやすくなってしまいますし、逆に歯周病が重症化している人ほど血糖コントロールが難しくなります

 

歯周病が進行している人ほど、血糖値が悪化しやすく、合併症の発病率が高いという報告もあります

 

 

 

ここまで読んで下さったなら、歯周病の進行が全身の健康にも大きく関係してしまうことを少しでも感じていただけたのなら嬉しいです。

 

歯周病も糖尿病も根本的な部分(原因)は同じです。

 

口の中の状態(所見)が全身の状態(所見)より先行していろいろ現れると言っても過言ではありません。

 

我々歯科医療従事者は、立場上「歯周病が進むと歯が抜けるから、そうならないように定期的に歯科医院に行きましょう」と言っているだけではありません。

 

何のために歯科医院を受診するのか、何のために歯科医院で定期検診やメンテナンスを受けるのか・・・。

 

虫歯予防や歯周病対策のためだけにメンテナンスを推奨しているのでは、決してありません。

 

今日はこの辺で・・・。

 

今後は、歯周病と心筋梗塞 歯周病と肥満 歯周病と出産 などの関係性も順に書いてみたいと思います。

 

こういう因果関係を書くと正直、内容としては明るいものはならないことがほとんどです。

 

ですが情報を知って欲しいとわだち歯科クリニックは思います。

 

知ったうえで、どうするかはもちろん読んで下さった方の自由です。

 

またこのような内容も今後も書いていきますので、ご興味あればぜひご覧ください。

 

それでは・・・(^.^)/~~~