虫歯治療の後、歯が痛い (その1 削った後)

投稿日:2017年6月2日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

虫歯治療の後(それ以外でもいいですが)、麻酔が切れた後などに治療した歯が痛い・違和感があるという経験をしたことがある方、いらっしゃいませんか??

 

今日のブログでは、どういう時にそういうことが起こるのか(なぜ起こるのか)、そしてそういう症状が出た場合どうすれば良いかを書いてみたいと思います。

 

ちなみに (その1 削った後)というサブタイトルですが、来週あたりに『虫歯治療の後、歯が痛い(その2 金属を付けた後)』を予定しています。

 

 

虫歯を取ったのに、まだ歯が痛いのはなぜ??

 

虫歯を取ったら、痛みの原因であった虫歯が無くなったわけだから痛みも無くなる…、と思ってしまいますよね?

 

虫歯を取ったのに痛みが続けば「虫歯が残ってるんじゃないの!?」とか「あそこの歯医者、大丈夫なの??」なんて思っちゃったりしませんか?

 

そんな風に我々歯科医療従事者を疑わないで下さいね _(._.)_

 

こういう場合、虫歯が残っているから痛いのではなく、虫歯が大きかったから治療後も痛いことがほとんどです。

 

治療で歯の神経を残した場合

 

虫歯が大きければ、歯の神経の近くまで削る必要があります。

 

歯の神経まで近くなればなるほど治療後、痛みも出る可能性が高くなります

 

痛みが続いたり我慢できないくらいの痛みが出てしまうと、残念ながら歯の神経を取らなくてはなりません

 

つまり、虫歯が大きければ大きいほど治療後も痛みは出やすく、歯の神経を残すことが難しくなりやすい、ということになります。

 

なので、虫歯が歯の神経まで到達していなくても、歯の神経の<近くまで>到達していた場合、あえて治療後のことを考えて歯の神経を取る治療に移行することもあります。

 

この治療後、という表現には治療してから数日から数週間の意味ももちろんありますが、数年後ということも意味しています。

 

治療後数年たった時に痛みが出てくることが虫歯が大きい場合はあり、そういう心配・可能性がある場合はあえて歯の神経を取ってかぶせることを考えることもあります。

 

少し話がそれましたので戻します。

 

 

それで、痛みが気になる時はどうすればいいの??

 

取りあえず痛みがあったり気になる時は、治療を受けた歯科医院に相談して下さい。

 

歯科医院ごとに対応の方法は違うと思いますが、痛みがあって気にしていたり悶々としているなら、早めに問い合わせてください。

 

歯科医院によっては電話で質問を受け、答えてくれるところも少なくないと思います。

 

神経が残っている歯を治療した後、痛みが出た場合のその後の対応方法でよくあるパターンを最後に列挙して今日は終わります。

 

 

①様子を見てみる

 

違和感程度で我慢できるくらいであれば、次回の治療の予約日まで様子を見ることもあると思います(これは歯科医院によって考え方もいろいろなので、あえて“~思います”と書かせていただきました)。

 

治療直後は痛みが出やすいですが数日経過することで、その痛み・違和感が軽減していくことも少なくありません。

 

そして次回の治療が削った部分に金属を入れる治療なら予定通りその金属を接着剤でつけて、削った後に出たような痛みがまた出るかを様子見ていきます。

 

②歯の神経を取ってしまう

 

①のように様子を見ることができないくらい痛い場合(我慢できないくらい痛い場合)は、残念ですが歯の神経を残すことが難しいという1つの目安になります。

 

その場合は歯の神経を取る治療にしていった方が良いかもしれません。

 

 

どうか虫歯ができないように歯科医院で定期検診や歯の掃除を受けて下さいね

 

そうすれば仮に虫歯ができてしまっても、今日ブログに書いたような虫歯治療の後にその歯が痛い(または痛みが我慢できなくて歯の神経を取らなくてはいけない)ようなことはかなり減らすことができます

 

 

 

おまけです。

ブラックボード更新しました。

 

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