お子様が「食べることが好き!」になる(かも)㊙大作戦

投稿日:2017年5月23日

カテゴリ:子供の歯と歯ならびのおはなし 赤ちゃん子育てヒント

離乳食期の赤ちゃん(子供ちゃん)の保護者の方の、子供の食事についての一番の悩みは「食べてくれない」だそうです。

 

また「これはいいけど、これは嫌」「昨日は食べたけど今日は食べたくない」というようなこともよくあるのではないでしょうか。

 

今日は、そんな時にぜひ試してみて欲しい、もしかしたら効果があるかもしれないものを列挙してみたいと思います。

 

ダメもとで(!)よければ試してみて下さい。

 

 

あまりお勧めしたくない方法

 

先にあまりお勧めしたくないアプローチ方法から書いていきますね。

 

ご褒美あげるよ大作戦

 

「ニンジン食べたら、ご褒美あげるよ」

 

こういうことやったことある方多くありませんか?実際自分自身も子供がまだ小さい頃はやったかもしれません。

 

何かご褒美をちらつかせて嫌いな食べ物の摂食を促すと、その嫌いな食べ物を「ご褒美をもらうための手段」として見るようになり、価値をさらに下げてしまうことも起こり得ます。

 

その結果、その食べ物をもっと嫌いになってしまうことも・・・。

 

「食べたら○○あげるよ」

  ↓

「全部食べたの?!すごいね!!」と少し大げさに認めてあげましょう。

 

ちなみに「片付けしたら、これ食べていいよ」というように、ご褒美として扱われた食べ物に対しては、もっと好きになることが知られています。

 

 

「全部残さず食べなさい!」

 

これもよく言いませんか?これも逆効果だと言われています。

 

親からそういわれると、親のプレッシャーに負けてその場では食べるかもしれませんが、長い目で見るとその食べ物をあまり食べなくなってしまうことが少なくありません。

 

またプレッシャーをかけられた食事では「絶対食べない!」など不快な気持ちを表すことが多くなります。

 

 

 

ぜひ試してみて欲しいもの

 

ここからは、試してみてもらいたいものを書いていきます。恐らくいくつかは実際お子様にしたことがあるものもあると思います。

 

試したことが無いものがもしあれば、一度試してみて下さい。

 

「ママと一緒にモグモグしよっ!」

 

5~6か月の子が、目の前の人が食べ物をモグモグ食べていると、口の中に何もなくても一緒にモグモグ口を動かす姿を見たことはありませんか?

 

離乳食の頃は特に赤ちゃんに食べさせることに必死で、保護者の方は一緒に食べることをあまりしません。

 

ぜひお子様と一緒にモグモグ食事をしてみて下さい。子供の食行動が促進されるかもしれません。

 

あとある研究では、なじみのない食べ物を出されたときに初対面の人からよりも、お母さんから出された場合の方がすんなり受け入れるというデータもあります。

 

できる限り食事中は家族が一人でも多く揃うといいですね。

 

他のデータでは、子供が食事をしている時に親が目の前に座って、子供と同じものを食べている時・子供とは違うものを食べている時・何も食べていない時とを比較したところ、親子で同じものを食べている場合が圧倒的に子供が早く食べ物を口に入れ、たくさん食べたという結果になったそうです。

 

子供が苦手な食べ物に挑戦する時は、「一緒に同じものを食べる誰かの存在」「一緒に同じものを食べてくれる、応援してくれる人」はとっても大切です。

 

 

お友達やヒーローも好きだよ! 作戦

 

子供は自分が大好きなヒーローやアニメのキャラクターが食べているものを好きになることもあります。

 

友達が好んで食べるものは、より好んで食べるようになりますが、ヒーローにも同じことが言えるようです。

 

そんな性質を考慮して、工夫した一声をかけてみてはいかがでしょうか。

 

 

とにかく何度も試してみましょう、そしてめげないようにしましょう!!

 

食べ物に関わらず、子供は新しいものは苦手という傾向があります。これを「新寄性恐怖」といいます。離乳食を始めたころは何でも食べたのに、幼児期になったら食べなくなったということもあります。

 

新寄性恐怖のピークが2~6歳にやってくるためです

 

それを乗り越えるために必要なのが繰り返しの練習です。はじめは苦手でも何度も口にしているうちに、食べるようになります。何度も口にする経験が大切かつ必要です。何度も見る経験ではありません。

 

それと、様々な新しい食べ物を経験することも大切です。新しい食べ物に出会っても、様々なものの1つとして新寄性が緩和され、比較的抵抗なく口にすることができます。

 

他には、食べ物を好きになるためには8回以上の経験が必要という報告があります。保護者の方は大変だと思いますが、めげない気持ちも大切です。

 

食べないかもしれないものを食卓に並べるのも疲れるかもしれません。でもめげないで下さい。

 

今日食べなくても明日、明日食べなくてもそのうちいつか、というように気長に構えていてください。

 

保護者の方が子供の食経験を作ります。

 

 

ちょっとご自身の子供時代思い返してみて下さい

 

「子供がなかなか食べてくれない」と悩んでいらっしゃる保護者の方に質問なんですが、自分自身の子供時代は、そんなにパクパク食べていましたか?好き嫌いなく苦い野菜も食べていましたか??

 

記憶に無い方も多いと思いますので、ぜひご自身のご両親がまだご健在なら聞いてみてはいかがでしょうか。

 

幼稚園時代に嫌いだった食べ物・苦手だった食べ物は何だったか記憶にありますか?

 

そういう食べ物も今ではほとんど食べることができるようになっているのではないでしょうか?

 

子供時代食べられなかったものも、多くはいつの間にか食べられるようになることがほとんどです。それは食経験を積み重ねた結果だと言われています。

 

そもそも子供は胃がまだ小さく、食べる量に当然限度があります。

 

それなのにエネルギー消費も激しいので、だからこそエネルギーを摂取しやすい食べ物から食べようとする傾向や、そういう食べ物が好きになりがちです。

 

元気に健やかに育つために、自然な状態でもあるわけです。

 

それに野菜は自分自身を守るためにあえて「苦み」を身につけています。色々な味に、大人以上に敏感な子供の味覚です。嫌がるのも無理はないと思いませんか?野菜を食べる前にエネルギーおよびカロリーが高いものを先に食べてて、そこそこお腹が満たされていたら余計にその傾向が出てきてもおかしくはないのでしょうか。

 

だからこそ、他人行儀に聞こえるかもしれませんが、どうか「焦らず」「無理しすぎず」「考えすぎず」お子様の食習慣・食生活を育んでいってください

 

おそらくですが、これを読んで下さった皆様も、子供時代はご両親を食事中困らせ、悩ませたと思いますよ(笑)

 

 

今日のブログのような内容のお話を、7月から毎月1回土曜日に≪ママ赤ちゃん子育て教室≫ というタイトルでお話し会(セミナーみたいな感じ)を始めます。

 

現時点では7月・9月・10月の日程は決まっています。参加費無料&当院に来たことが無い方も参加していただいて構いませんので、もしご興味を持たれたらとりあえず ≪ママ赤ちゃん子育て教室≫のご案内のページ だけでも見てみて下さい。7月は少しですが埋まり始めています ヽ(^o^)丿。

 

それでは(^_^)v