過去に神経を取った歯の変色が、気になる。。。

投稿日:2017年7月18日

カテゴリ:ホワイトニングコラム 大人向けの歯のお話

まず、下の歯の写真を見てみて下さい。

 

 

 

 

上の前歯、1本だけ歯の色が違うの分かりますか(真ん中の歯です)?

 

どうしてこの歯だけ色が灰色(グレー)っぽいのでしょうか?

 

虫歯??

 

時々このような患者さんを見ますので、今日はこうなってしまった原因と、治療方法を書いてみたいと思います。

 

 

歯が灰色っぽい原因

 

原因は2つ考えられます。

 

まず1つは、歯の神経に原因がある場合です。

 

ということで、歯の神経に原因がある理由を説明しますね。

 

①ぶつけた場合

 

転倒などで歯を強く打ってしまった場合に歯の神経の中の欠陥が充血を起こし、その結果歯の色が変色してしまうことがあります。

 

これは乳歯でもよくあります。

 

最近の子供は転んだ時にとっさに手が出ない子が少なくありません(ハイハイをあまりしなかった子に、その傾向が高いと言われています)。

 

このような歯の変色は、ぶつけてすぐ色が変わってくることもあれば、数カ月経って突然変わってくることもあります。

 

②歯の神経を取る治療を行った場合

 

歯の神経を取る治療を行った後、その歯は他の治療をしていない歯に比べ色が悪くなってしまいます。

 

その対処方法は、この後書いていきます。

 

 

歯の神経に原因がある場合ではない他の理由としては、大きい虫歯を放置した場合も同じような症状が出ることもあります。

 

虫歯の細菌が歯の神経まで流れ、その結果、症状(歯の痛み)が出るだけでなく歯の色が変わってしまうこともあります。

 

 

変色している歯の対処方法

 

最初の写真でご紹介した歯のような色だと、前歯だと特に気になりますよね。

 

こういう場合どうすれば良いかを書いていきます。

 

①かぶせ物を接着剤でつける

 

色が変色している歯を全体的に削り、その歯にかぶせ物を接着剤でつけるという方法があります。

 

周りの歯の色と同じような色のかぶせ物をつければ、色は目立たなくなります。

 

かぶせ物については保険適応のプラスチックもありますし、プラスチックだと年月が経つと色が茶色っぽくなるので、それが嫌な方やかぶせ物の中が虫歯になりにくいほうが良い方は、保険適応外のセラミックの材料の方がお勧めです。

 

もちろんプラスチックとセラミックとでは、セラミックの方が透明感があり、周りの他の歯の色にもよりマッチします

 

②ホワイトニング

 

保険適応外ですが、この変色している歯だけでなく口の中の歯を全体的にホワイトニングする ことできれいにする方法もあります。

 

 

③歯の中に薬を入れて白くしていく

 

過去に歯の神経を歯科治療で取った場合に行う方法です。

 

過去に神経を取った歯(失活歯)で、神経を取った際に削って開けた穴の部分に漂白剤を入れ、歯の内部から白くしていきます。

 

失活歯を歯の内部から漂白する理由は、失活歯の黒い変色の原因が歯の内部からきているためです。

 

 

最初の写真のような状態で気になる方は、ぜひ一度かかりつけの歯科医院で相談してみて下さい。

 

歯1本がきれいに変わるだけで、顔全体の感じが大きく変わることもよくありますよ。