歯の寿命を延ばすために

投稿日:2018年7月24日

カテゴリ:大人向けの歯のお話 就職・転職活動中の方へ

※今日のブログは過去のものを加筆修正したものです。

 

人は誰にでも寿命があります。それと同じように、歯にもデータをもとに作られた平均寿命の統計があります。

 

今日はその紹介をしてみます。

 

歯を失う(歯が抜ける・歯を歯科医院で抜かなくてはならなくなってしまう)原因は、歯周病(歯槽膿漏)が一番です。

 

「虫歯じゃないの!?」と思いましたか?意外に思った方も多いかもしれませんね。

 

歯周病が理由では1位なんです。

 

歯周病に続いて虫歯、その次は歯の破折(歯が折れたり、割れたりヒビが入ったりすることです)が多くなっています。

 

ちなみに、折れたりひびが入ってしまった歯のほとんどは、歯科治療で歯の神経を取った歯です。

 

歯の神経を取ると、歯がもろくなりその結果、折れたり割れたりしやすくなってしまいます。

 

※なのでわだち歯科クリニックでは、歯の寿命を短くしてしまう可能性を高くしたくないので、できる限り歯の神経を取らない治療を心がけています。

 

 

続いてそれぞれの歯の平均寿命の違いを見てみたいと思います。

 

一番寿命が短いのは、下の歯の前歯から数えて7番目の歯と言われます。

 

親知らずを除いた場合の、一番奥の歯にあたります。その歯の平均寿命は52歳くらいです。

 

奥歯なので歯ブラシがしにくく(歯ブラシが届きにくく)、磨き残しがたまりやすいため、そして噛む力が奥歯にかかりやすいためだと思われます。

 

磨き残しがたまりやすく、虫歯になりやすい

  ↓

虫歯になってしまい虫歯治療を行う

  ↓

治した詰め物の中がまた虫歯になり、治療を再度行う

  ↓

また虫歯になり、歯の神経を取らなくてはならなくなってしまった

  ↓

神経を取った歯が、上に書いた通り脆くなった結果、割れてしまった

  ↓

抜歯

 

 

こんな流れでしょうか。

 

この流れを断ち切るために重要なことが以下の2点です。

 

①定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受ける

②詰め物・かぶせ物を(汚れが蓄積しにくい虫歯になりにくい)質の良い材料を、可能なら検討する

 

 

 

ちなみに寿命が一番長いと言われるのが下の前歯の3番目(犬歯といわれます)で、68歳くらいです。

 

これは歯の根っこの長さが長いからだと思われます。

 

 

これらはあくまでデータ上の話なので、残念ですが歯周病でもっと歯を早く失ってしまうこともあれば、80歳になっても当然歯がすべて残っている方もいらっしゃいますので、参考程度にして下さい。

 

「52歳になったら歯が無くなってしまう・・・」わけではありませんので、しっかり日頃のケアや定期的な歯科医院でメンテナンス・歯石除去・歯の掃除を受けるようにして下さいね。

 

 

歯周病や虫歯で歯を失いたくない人へ

 

扶桑 わだち歯科クリニックでは、できる限り歯を抜かない・できる限り歯の神経を取らないことを意識しています。

 

それを実現できるのは、定期的なメンテナンス(予防)システムができているからです。

 

現在ほとんどの歯科医院に常在する歯科衛生士は1人以下、1人も歯科衛生士がいないクリニックも増えてきています(増えているというより、ほとんどです)。

 

それに比べ、当院では常勤の歯科衛生士が4名、非常勤の衛生士も1人(さらに育児休暇中の衛生士スタッフも1人)在籍し、予防・歯のメンテナンスに関しては歯科衛生士が中心となって、地域の方々の口の中だけでなく身体全身の健康維持・健康増進に貢献していきます。

 

 

皆さんは、最近歯科医院で歯の健診を受けたのはいつですか?

 

1年以上歯の掃除をしていない、、、  なんてことはないですよね?

 

 

ここ最近歯科医院を受診していない方、ぜひ健診する時間を作ってみてはいかがでしょうか。