子供の歯並びを治す目的

投稿日:2017年2月1日

カテゴリ:呼吸・姿勢・その他アンチエイジングコラム 子供の歯と歯ならびのおはなし

お子様の矯正治療の目的として、歯並びの改善はもちろんですが、顎の発育を整えるという目的もあります。

 

ある時は顎の発育を促したり、またある時は抑制させたり・・・。

 

最近のお子様は「顎が小さくなった」と言われます。 そういう話を耳にしたことがある保護者の方もいらっしゃるのではありませんか?

 

硬いものをあまり食べなくなったことも原因だと思いますし、それに伴うことでもありますが、噛む回数も減ってきていることも原因だと思います。 やわらかい食べ物が多くなり、意識しなければ簡単に咬み終えてしまうために咬む回数も減ってきてしまっている・・・。

 

要はつまり、顎を使う機会が減ってきているということです。

 

 

顎の発育が悪いと歯並びに悪影響を及ぼすだけでなく、きちんと噛めなかったり、滑舌・発音が悪くなったり、顔の骨格が変わってしまうこともあります

 

実際、矯正治療をすると歯並びだけでなく、顔の見た目(正面像や横顔の感じ、目つき)も変わることも少なくありません。目が横に細い子(いい方は悪いかもしれませんが目つきが悪い子)が矯正治療を終えたら真ん丸な目に変わったという声も聞いたことがあります。

 

成人になってから顎の骨をいじらなくてはならない場合、外科的な処置(手術です。入院となることがほとんどです)が必要になることもあり、費用的にも時間的にも大きな負担がかかってしまいます。 外科的手術は手術内容にもよりますが、おそらく皆様が想像しているより大変です(しばらく流動食しか食べれなくなることも・・・)。

 

小児は顎の骨がまだ未発達(発達途中)なのでコントロールしやすいのです。動かしやすいのです。

 

 

矯正治療は歯並び「だけ」を治すものではない、と思っています。

 

よくブログで書いていますが、保護者の方からの遺伝的要因が原因で子供の歯並びが悪くなることは決して多くはありません

 

そういった先天的なものより、後天的な原因がほとんどです。

 

呼吸(鼻呼吸か口呼吸)であったり普段何気なくしている姿勢(座っている時の姿勢とか赤ちゃんの時の抱っこされていた時の姿勢など)であったり、立位の時きちんと足で体重を支えられているかであったり。。。

 

もちろんたったそれだけではありませんが、そういうところも改善できれば、歯並びだけでなく歯並び以外の『より健康に生きていくうえでの土台』 を提供することができるのが矯正治療ではないでしょうか。

 

歯並びだけを整えるのではなく、身体全身(全体的)に整える治療を提供していきたいです。