歯の本数と転倒の危険

投稿日:2016年11月4日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

今日は以前のブログを加筆修正し、更新します。

 

 

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(今日のブラックボードも更新しています。よろしければクリックして見てみて下さいね。)

 

 

65歳以上の方で1年間に2回以上転倒してしまった方を調査したところ、歯が20本以上残っている方と20本未満の方とでは、2.5倍もの差があった という調査結果があります。

 

その調査報告は、歯が無いことで咬み合わせが悪く、身体全体のバランスが悪くなっていることが原因ではないだろうか、と結論付けられていました。

 

歯を失ったまま長期間放置していると、口の中だけでなく身体全身に悪影響を及ぼしてきます。

 

高齢の方になると転倒がきっかけで、寝たきりになってしまうということも起こりかねません。

 

日本は他の先進国に比べ平均寿命は長い反面、寝たきりのご老人が多い現状だということはご存知でしょうか(寝たきり老人の数はアメリカの約2.5倍くらいだと、どこかで見たことがあります)。その理由が先進国に比べて歯科医院へのかかり方に違いがあるから、とも言われています。

 

当然それが原因の全てでは無いですが、残念ながらたくさんある原因の中の1つでは間違いなくあります。

 

先ほど上に、日本とアメリカの寝たきり老人の数の違いについて書きましたが、日本人は他の先進国に比べて病気にならないためにどうするか、という『予防』の発想が乏しい人が多いと言われています。

 

アメリカでは歯科医院に『予防』で通う方がほとんどです。ですが日本ではほとんどの方が『治療』で通います

 

国民皆保険制度の影響かもしれませんね。もちろん決して悪いわけでなく素晴らしい保険制度ですが、かえって病気になることを安易に考えている人もいるように感じます。「風邪ひいたらとりあえず病院行って薬もらっておけばいいや」というような発想です。

 

今が健康で不自由なことが何一つ無い場合、数十年後のことを考えて予防や対策を考える事は、人によっては簡単ではないのかもしれません。ですが気づいた時には手遅れ、またはそんなこと知らなかった、ということにはできる限りなって欲しくないとわだち歯科クリニックは考えています。

 

そのためには当院は何ができるのか・・・・。

 

今日のブログのようにいろいろな方法で知っていただくことも大切だと思っています。

 

事実や現実を知ったうえでどのような行動を起こすかは、人それぞれです。

 

これを読んで、歯科医院から足が遠ざかっていたけど、健診の予約をする方がいるかもしれません。一方これを読んで、定期的な歯の掃除が大切だと知っても、日常生活がお忙しく、歯科医院に行きたくても行けないという方だっているかもしれません。

 

人それぞれです。選択する行動は人それぞれです。

 

 

ですが、わだち歯科クリニックは歯科医療機関としての情報は発信し続けたいと思っています