姿勢と足と歯科治療

投稿日:2016年9月21日

カテゴリ:大人向けの歯のお話 子供の歯と歯ならびのおはなし 就職・転職活動中の方へ

※今回のブログは、昔のブログを加筆修正したものです。

 

わだち歯科クリニックのホームページをしっかり見て下さった方の中には、HP内に足や姿勢について書かれていたことに驚き(戸惑い?)を覚えた方もいらっしゃるのではないでしょうか(歯科が提供する姿勢 についてはこちらのページです)。

 

 

img_4106_r

 

 

「歯医者なのにどうして足なの??」と思いました?

 

そのお気持ち、非常によく分かります。でも足の状態って、姿勢に深く関係するんです。そして姿勢の良い悪いが、歯並びにも関係しますし、口の中の状態、例えば虫歯や歯周病になりやすいかどうか・進みやすいかどうか、そういうことにも関係してきます。

 

左右の足が均等に地面に接していないだけで、腰やひざに負担がかかることもあります。この場合の均等にというのは、力の程度もそうですし、足の裏全体で地面に接しているか、ということもです。多くの人が足の指が地面に接していなかったりします。

 

その結果、顎が前屈し口呼吸しやすくなったりもします。口呼吸になれば、その結果として虫歯のリスクが高くなったり、歯周病が進行しやすくなります(口呼吸と虫歯・歯周病リスクについての関係 も以前ブログで書いています。よろしければそちらもご覧ください)。

 

他にも例があります。子供の肩の位置が左右水平でないと、咬む力も左右のどちらかが強くなってしまうこともあります。その結果歯並びが悪くなりやすくなる・・・。

 

東京の新スポット・東京スカイツリーを例に挙げます。スカイツリーは大きな地震が発生しても倒れないように、下の方に土台(支え)があります。それは想像つきますよね。でも転倒防止のために上のほうにも重りがあるらしいです。そして真ん中に、地面と垂直方向に強固な支え(支柱)が入っています。

 

人間で考えたら、

 

下のほうの土台=足

 

上のほうの重り=脳を含めた顔面

 

真ん中の強固な支え=脊髄

 

ということになると思います。

 

 

わだち歯科クリニックは歯だけ見ていればいいと考えていません。

 

実際、子供の場合靴下1つを変えるだけで猫背が改善してしまうことだってあるんです。知り合いの先生は、矯正治療をする子供全員に、全身の姿勢改善のために先ほど書いた靴下をはくことを義務付けているそうです。

 

 

内科へは風邪をひいたり、その他何か症状が出ないと受診しないことが多いのではないでしょうか。ですが歯科へは検診やメンテナンス(お子様の場合はフッ素塗布も含めて)に、症状が無くても行く方も少なくありません。わだち歯科クリニックには、メンテナンスでお越しくださる方が非常にたくさんいらっしゃいます。

 

そういう機会に医療従事者である我々が、歯だけにとどまらず全身のアドバイスをできたら、もっと多くの方の健康維持・健康増進に寄与できるのではないでしょうか。

 

だからこそ我々は学び続ける必要があります。

 

人間の身体はつながっています。頭のてっぺんから足のつま先まで。粘膜で考えれば口の中の粘膜から胃・腸、そして肛門まで。

 

口の中だけを見るのではなく、それに関連するところも踏まえて考慮して治療説明ができる歯科医院のほうがいいと思いませんか?

 

全身のアドバイスができる歯科医院に、わだち歯科クリニックはなっていきます。