歯科技工士と歯科医院

投稿日:2016年9月20日

カテゴリ:大人向けの歯のお話 院長の独り言

皆さん、歯科技工士って聞いたことありますか?

 

歯科技工士とは患者様のお口の中に入れる金属や入れ歯や、矯正装置などを作成したり修理したりすることをお仕事にされている方々の方です。歯科医師や歯科衛生士のように、歯科技工士の方も免許が必要です。

 

今日は、歯科技工士さんについてブログで書いてみます。

 

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患者様のお口の中に入る金属を作る場合、歯科医師が歯を削り粘土のようなもので歯の型を取ります。それを歯科医院それぞれが契約?取引?している歯科技工士さんが翌日クリニックに受け取りに来ます。その時に、歯科医師と歯科技工士が模型を確認し、相談であったり連絡事項を伝えたりして作業場へ持って帰っていただきます(歯科医院によっては模型を郵送しているところもあるようです)。

 

受け取った模型で金属や入れ歯、矯正装置を作成し、完成したらクリニックへ届けて下さり、それを歯科医師が患者様のお口の中へ装着する・・・、このような連携を取って日々の診療を行っています。

 

金属を翌日に入らないの?という質問を受けたことがありますが、こういう工程を踏んでいるために、作成する日数が必要なんです。当院の場合ですと、作成物の種類により日数は異なりますが、おおよそ3日~1週間ほどお時間をいただいています(作成日程が必要であるために、歯科医院の多くは内科などの他の科と違い完全予約制を取っています。予約制でないと、金属が届いていないのに突然来院していただいても治療が進められませんよね)。

 

歯科技工士の方々は、『職人』です。ボクは歯科技工士さんを大いに尊敬しています。凄いお仕事だと思います。

 

歯科医師免許を持っていれば金属などの作成も法律上可能なのですが、とてもできません。ちなみに歯科大学時代は入れ歯や銀歯を作る実習もしているんですよ。

 

歯科技工士の仕事は、ものすごい精密な作業ばかりです。たった一つの小さな金属の詰め物でさえ、たくさんの方の手や力、そして経験によって作られています。技工士が作成したものを技工物と呼んでいますが、いい技工物は装着後の違和感が少なく患者様にとって良いだけでなく、我々歯科医師にとってもいい技工物は、調整する時間が少なく済み、治療時間の短縮につながり良いことだらけなんです。

 

ただ歯科技工士になりたいという人が年々減少しています。そしてずっと歯科技工士を続けている人も減少しています。

 

とても細かく緻密なお仕事です。大変だと思ってはいますが、ボクが感じているよりもっと大変なのでしょうね…。

 

歯科材料が発達してきても、歯科医師にとって歯科技工士は切っても切れない存在・関係です。歯科技工士の昨今の現状に我々が反省しなければならないことも少なくはないのでしょうね。

 

 

flairどの仕事もそうだと思いますが、患者様に良い治療を提供するため、そして地域の多くの方の健康維持・健康増進に寄与する歯科医院を作っていくためには、非常に様々な人間がかかわりあっています。

 

歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・受付・保育士(クリニックによってはいるところもあります)・歯科技工士・ディーラーの方(歯科医院に注文した材料を届けて下さる方)・・・・・。

 

挙げだしたらキリがありません。

 

 

でも、ボクとしては素敵な人たちと仕事がしていきたいです。

 

考え方や価値観が合う人・似ている人と永くつながりを持っていきたいです

 

 

話が最後、それてしまいました・・・・・。

 


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