口呼吸が引き起こす(悪)影響 ~全身編~

投稿日:2016年9月9日

カテゴリ:呼吸・姿勢・その他アンチエイジングコラム

先週ブログで口呼吸チェックリスト(無意識のうちに口呼吸しているかもしれないというチェック項目)を書きました。今日は口呼吸をしていると何がいけないのか、どんな影響があるのかを書いてみたいと思います。

 

とにかく顔が老ける

口呼吸をしている人は、常に口がポカンと開いているのが特徴です。それによって口の周りの筋肉が衰え、フェイスラインがたるんだり、ほうれい線が出てきたり、二重あごになってしまう恐れがあります。常に口を閉じておくだけでも顔のエクササイズになるんです

 

 

アデノイド顔貌(口が出っ張り、顎が退化する)

アデノイドとは、喉・ 鼻の奥にあるリンパ組織のことです。幼少期はアデノイドが肥大し、気道が狭まり息苦しくなる人が多いとされています。その結果、口呼吸になると特徴的な顔つきが見られるようになります。

アデノイド顔貌は口が突き出て顎が引っ込んでいる横顔が特徴的です。そして上あごの前歯が出ていて顔が面長なのも特徴と言われています(すべての特徴が現れるわけではありません)。
 

 

健康に悪い

鼻呼吸で吸い込む空気は、鼻の気道を通ることで埃などの異物が除去され、温度や湿度を上げた状態で体内に入ります。

鼻の穴の中には、鼻毛や粘膜などがあり、これらがいわゆる“フィルター”の役割をすることで、空気中の病原菌やウイルスの約50%~75%をカットしています。口呼吸だとこのフィルターを通らないで口から直接空気が身体の中に入ることになってしまいます。するとどうなるか分かりますよね?菌やウイルスもそのまま体内に入ってしまいます。

口呼吸で取り入れた空気は冷たく、乾燥している上に埃やウイルスなどが含まれているため、当たり前ですが身体には良くありません。温度調整機能を持たない口から空気をそのまま吸い込むために、口の中が常に乾燥した状態になってしまい、身体自体の免疫力も低下します。

口呼吸をしている人は、風邪や喘息などにかかりやすくなっているんです

 

 

睡眠の質が悪くなる(または睡眠時無呼吸症候群)

口を閉じ鼻呼吸で寝ると、酸素を多く取り入れることができるため、質の良い睡眠がとれるようになります

口呼吸が長く続いていると、口を閉じる力・舌の力がどんどん弱くなっていくため、寝ている間も口呼吸になってしまっているケースがよくあります。いびきが大きいなどの症状がある方は要注意!

口呼吸をすると舌が寝ている間も沈下して気道をふさぐようになります。寝ている間に酸素が欠乏すると、睡眠時間は長くても質が悪いことで、常に眠気を感じるようになってしまいます。

 

 

アレルギー体質になりやすい

鼻呼吸の場合、鼻から空気を吸い込むため、アレルギー物質が直接体内に取り込まれることが少なくなります。

鼻呼吸の通り道の鼻や副鼻腔などにある多くの毛が、アレルギー物質のフィルターとなっていて、ゴミやチリ、花粉やダニなどのアレルギー物質が直接体に入らないようになり、口呼吸を鼻呼吸に改善するだけで、アレルギーが改善されることも少なくありません。逆に口呼吸だと、そういうものがたくさん入ってくるために、アレルギー体質になるリスクは高くなるということです。

 

 

 

今日はここで終了します。

 

今日は口呼吸が全身に及ぼす影響を書きました。次回は口呼吸をすることによっておこる口の中の悪影響について書いていきます。

 

よろしければまた次回(多分来週)もご覧ください。