矯正治療の開始時期

投稿日:2019年1月18日

カテゴリ:子供の歯と歯ならびのおはなし

わだち歯科クリニックには、小さいうちからフッ素塗布で虫歯予防を希望する、たくさんの保護者の方に来院していただいています。

 

そういう方々からよく「矯正治療はいつから始めればいいのでしょうか?」と聞かれます。

 

昨今の保護者の方はお子様の歯並びに高い意識をお持ちの方が増えてきていると常々感じます。少子化の影響なのでしょうか。

 

今日は上の質問について当院としての考えを書いていきます。あくまで当院としてのスタンスなので、歯科医院が全てそのように考え矯正治療を提供しているわけではありませんので、そういう前提で読んでいただければ幸いです。

 

 

矯正治療開始は6~8歳の間がベストタイミング

 

多くのお子様の場合、一番初めに出てくる永久歯は下の前歯です。その前歯が出てくるのが平均的に5歳半くらいです(もちろん個人差がありますので、なかなか出てこなくても心配しすぎないようにしてください)。

 

そして前歯の歯並びを気にされて来院される保護者の方が多いのが当院の特徴ですが、当院としては前歯だけの問題であれば早く治療を始めるのを推奨しています。その理由を書いていきます。

 

①治しやすい

 

前歯だけの問題のうちに治療を始め、奥歯が出始める前に終わらせるのが簡単に治しやすいと考えられています。前歯がきれいにそろえられれば、奥歯は多くの場合がきれいに自然に並びます。

 

当院が所属させていただいている床矯正研究会の会長は、犬歯(前から3番目の永久歯です)が出始める前に、前歯の矯正治療を終えるのを目標にしています。

 

犬歯が出始めるのが平均して9歳くらいなので、前歯が気になる方は遅くても8歳くらいまでには必ず見せて下さい。

 

②費用が抑えられる

 

前歯だけの問題であれば、大ごとでないことが多いので、当然複雑な矯正治療より費用がかからないことがほとんどです。

 

おそらく奥歯が出始めてから矯正治療を始めた場合とでは、費用は雲泥の差になると思ってください。

 

③コミュニケーションが十分とれる(ことが多い)

 

矯正治療を始めるには我々医療従事者の話をある程度保護者の方だけでなく、お子様自身にも理解してもらえた方が矯正がスムーズに進みます。

 

3~4歳ではまだそこが難しいことが多いために、何でも全て早く矯正を始めればよい、とは当院では考えていません。

 

④親の言うことを(まだ)きちんと聞く

 

矯正治療を進めるには本人の頑張りはもちろん必要です。保護者の方のご協力も必要です。

 

ただ単純に口の中に装置を入れていれば自然に治るものではありません。

 

小学校高学年から中学生になると、早い遅いはありますが、自我が芽生え始めます。中学生になると反抗期に入る子供も増えてきます。

 

そうなると、保護者の方がいくら子供の歯並びを治してあげたいという気持ち(愛情)があっても、本人がそれを拒否(否定)すれば治療は進めることができません。

 

まだしっかり親の言うことを聞くうちに始めて、親の言うことをある程度きちんと聞く年齢の間に矯正治療を終えてしまいたいという気持ちからも、上に書いた時期に矯正治療を始めることを推奨しています。

 

 

江南市や犬山市からも矯正治療で来院していただいています

 

当院は扶桑町のお子様はもちろん隣の江南市犬山市・大口町からも、矯正治療や無料矯正(鼻r日)相談にお越し下さっています。

 

「うちの子の歯並び大丈夫かしら」

 

と思うようなことがございましたら、“とりあえず”で結構なので“早めに”一度見せて下さい。

 

地域のお子様達が「もっと早く始めていれば、矯正治療がとっても簡単だったのに…」

 

とだけはならないようにして欲しい、と思っています。