妊娠中の歯ぐきからの出血

投稿日:2016年6月27日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

妊娠すると今まで歯ブラシをしていても歯ぐきから血が出ることがあまり無かった方が、突然出血するようになることがあります。それも時々でなく頻繁に感じることも少なくありません。こういう症状がもしあった場合、[妊娠性歯肉炎]を疑い近隣の歯科医院を受診してください。

 

妊娠性歯肉炎とは言葉の通り妊娠中の歯肉炎です。妊娠中は歯肉炎になりやすい時期でもあるのです。

 

(理由)

①女性ホルモンの状態が変わるため

 

②つわりのため

 

①も②も仕方ない部分もあると思います。そこで妊娠中の方が少しでも歯ブラシを苦と思わずできるように、ちょっとした工夫(コツ)を紹介しますね。

 

つわりがどうしても激しいときは体調の良い時間に

つわりは朝の起床時や疲れているとき、あるいは食後に多く見られるようです(すべての人がそうでありませんが)。歯磨きは食後がベストですが、場合によってはどうしてもつらいときはそのタイミングをあえて避けて、体調が良い時間を探してみて下さい。

 

奥から前へ磨く

つわりの時は喉(のど)に近い場所は特に吐き気をもよおします。できるだけ奥歯に歯ブラシを当ててから前に書き出すように歯ブラシを動かしてみて下さい。

 

顔を少し下に向けて磨く

喉に唾液がたまるとそれだけでも吐き気を感じることがあります。なるべく喉に流れないように少し下を向いて歯磨きをしてみて下さい。

 

においの強い(刺激の強い)歯磨き粉をつかわない

妊娠中はにおいに対して敏感になることがあります。人によっては歯磨き粉の香料の刺激だけ気持ち悪くなってしまうこともあります。できるだけ香料の強くない歯磨き粉を使用することをお勧めします。

 

小さい歯ブラシを選ぶ

大きな歯ブラシだと奥歯を磨くときに喉に近い粘膜を刺激することになりかねません。喉に近い部分に触れると吐き気をもよおすことになるのでなるべく小さい歯ブラシを使ってみましょう。

 

 

妊娠中の方はぜひその時期に歯科医院で口の中のチェックを受けてください。お母さんの口の中の状態は良くも悪くも将来生まれてくるお子様に似てきます。

 

 

 


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