レントゲン撮影の必要性(成人)

投稿日:2016年5月20日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

今日は歯科医院でレントゲン撮影をする意義(意味)について書いてみます。

 

歯科で撮影するレントゲン写真には2種類あります。口全体を診査するパノラマ写真、その部分のみを撮影するデンタル写真、がよく摂られる写真です。他に矯正治療の際良く撮影されるセファロ写真やインプラントの術前術後に撮影するCTなどもありますが、今回は全体を見渡すことができるパノラマ写真について書いていきます。

 

わだち歯科クリニックでは初めて来院してくださった方や、定期的に来てくださっている方でも1~2年に1度はパノラマ写真(以下パノラマと記載します)を撮って診査をしています。

 

そのパノラマで何を診たいのか、何が分かるのか、を書いていきます。

 

 

虫歯の有無

虫歯の有無は眼だけの診断(視診)だけでは不十分なこともあります。視診で怪しいと感じたところをパノラマでも確認して虫歯なのかそうでないのかを確認します。仮に虫歯であったとしても、さほど大きくなければ口の中の清掃状況によっては経過観察で様子を見ていけることも少なくありません。虫歯の大きさや深さはやはり視診よりレントゲン診断のほうが精度は勝ります。

 

歯周病の程度

レントゲンで歯を支える骨の状態の確認ができます。骨は歯ぐきにおおわれているので、目では骨の状態は把握できません。定期的に来ていただいている方でも時々レントゲン写真を撮りたいのは、その歯を支える骨に変化がないかを確認したいためです。

 

骨に変化があった場合が歯周病(歯槽膿漏)が進んでいるということになります。

 

顎関節の状態

左右の顎関節の大きさに違いがないかを診ます。左右の大きさに違いがあると顎関節症が起きやすくなります(顎関節症については後日ブログに書きます)。

 

今までの治療部位の確認

今までに治療した部位は残念ですがまったく治療したことがない歯に比べて虫歯になりやすくなっています。

 

保険治療の金属やプラスチックの詰め物やかぶせものの中やふちに虫歯が無いか、または過去に神経を取った場合、歯の根っこの先端に膿がたまりやすくなるので、そういった変化が無いかを確認したほうがいいと考えています。

 

 

今日はレントゲン写真(パノラマ)診査を成人の方の場合何を確認・診査しているかを書かせていただきました。また後日、今度はお子様の場合はレントゲン写真から何を診たいかを書かせていかだきます。

 

同じレントゲン写真でも、成人の方と全く一緒では無いんです。小児だけに診察をしなくてはいけないことがあります。

 

何が違うと思いますか?何だと思いますか?

 

また近日中にブログ更新します。

 

 

 

 

 


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