お勧めの歯ブラシ 歯ブラシを選ぶ基準

投稿日:2018年6月29日

カテゴリ:大人向けの歯のお話 子供の歯と歯ならびのおはなし

今日はお勧めの歯ブラシ(歯ブラシの選び方)について書いてみたいと思います。

 

「お勧めの歯ブラシはありますか?」と時々来院してくださった方にも聞かれます。

 

その答えとしては「人それぞれ違います」。

 

人によって歯並びも違いますし、磨き残しの量も違います。今まで虫歯治療をしてきた本数や経緯も歯ブラシ1本を選択するにも本当は考慮しなくてはなりません。

 

ただ今回は[一般的に・多くの方に]当てはまる歯ブラシの選び方、という視点で選ぶポイントや基準、当院としての考え方を書かせていただきたいと思います。

 

 

① 毛の硬さ

 

ドラッグストアなどに行くといろいろな硬さのものがありませんか?

 

硬め・普通・柔らかめ・・・。

 

理想はかかりつけの歯科医院や近隣の歯科医院を受診して、歯ぐきの状態から硬さも説明を受けてほしいのですが、そうでなければまず普通と書かれている硬さのものを使ってみてください。

 

あえて硬さを柔らかくしたり硬めを使う必要はないと思います。

 

普通の硬さを使い、硬さが気に入らない場合に初めて柔らかいものを用いたりしてもらってもいいかもしれません。

 

あと時々あるのですが、硬いほうが磨いた感じがしていい、とおっしゃる方がいらっしゃいます。

 

ですが、あまり硬い毛先のもので力強く磨きすぎると、その力で歯が削れてしまうこともあります。

 

虫歯や歯周病に気を使い頑張って歯を磨いていたのに、その結果かえって歯が削れてしまった・・・、なんて嫌ではありませんか?

 

 

② 毛の細さ

 

極細と謳っているようなものもありますが、特にこだわらず普通もしくは何も細さについては書いていないものでいいと思います。

 

極細だと歯ぐきの細かいところに入りやすい、とCMで言っていますが、細すぎると他の場所にかえって力が入りづらいこともありえます。

 

 

③ 毛の多さ(ブラシの幅・量)

 

並んでいる毛の幅・量は小さめ(少なめ)をお勧めしています。

 

細かいところを磨きやすいからです。

 

逆に言えばあまり大きいものだと、細かい部分が磨きにくく、歯と歯の間や歯並びが良くないところを中心に磨き残しがたまりやすくなってしまうこともあり得ます。

 

 

歯ブラシの毛にこだわる前に…

 

ドラッグストアに行くといろいろな形のものが並んでいます。

 

ですがまずはオーソドックスなものを選んでほしいと思います。

 

硬さは普通、細さも普通、毛の量や幅は少なめ(小さめ)を選んでください。

 

極細とか山きりカットだとかそれらを全て否定はしませんが、それ1本で口の中全部を磨くのはちょっとどうかと思います。

 

ただ歯ブラシ2本を併用するのなら悪くないかもしれません。

 

普通のオーソドックスな歯ブラシで歯をまず磨き、その後極細ブラシなどで普通の歯ブラシでは当てづらい所を磨く・・・。

 

これなら素晴らしいかもしれませんが、そこまですることが難しいのであれば、まずは普通のオーソドックスなタイプのもので丁寧に磨いてください。

 

 

もしも歯ブラシを複数種類併用できる余裕があるのなら…

 

歯ブラシの種類を何種類か使えるなら併用したほうが良い場合も無くはありません。

 

例えば、親知らずが完全に生え切らず少しだけ見えているような場合は、その親知らずを磨きやすいようなブラシがあります(タフトブラシといいます)。

 

なのでそのような親知らずがある方には、全体を歯ブラシした後に可能なら親知らずの部分をタフトブラシで磨くことを提案することもあります。

 

ですがそのような場合以外なら、歯ブラシを2種使用する余裕・意欲がある時は、まずは歯間ブラシやデンタルフロスなどを先に用いることを推奨します。

 

今まで歯間ブラシデンタルフロスを使っていない方であれば、よっぽどそちらの方が高い清掃効果を発揮しますよ。

 

 

 

 

よければ参考にしてくださいね。