削らない抜かない歯医者

投稿日:2016年6月1日

カテゴリ:就職・転職活動中の方へ 院長の独り言

先日、初診で来てくださった方とカウンセリングをしていて来院の経緯をお伺いしたところ、「知り合いが<わだち歯科は削らない歯医者>と言ってたから」と教えてくれました。

 

当院の考えが伝わっているのかなと感じ嬉しかったです。それとともにもっと医院の理念であったり考えが地域の方々へ浸透していくと、さらに嬉しいです。

 

今の歯科医院では、ほとんどの歯科医院がホームページで「できる限り歯を削りません」「できる限り歯を抜きません」と謳っていますよね(冷静に考えると、「うちは少しでも良くないと思ったら、躊躇無く抜きます」とは書かないと思いますが…)。当院のホームページでも、抜かない 削らない と書いていますが、実際その言葉がうわべだけではなく、皆様にもその通りだと感じていただけたら嬉しいです。

 

今日は当院の根本的考えを書いてみたいと思います。何度も似たようなことは書いているので、読んだことある方いらっしゃるかもしれませんが、当然読んだことない方もいらっしゃるので、よろしければまたお付き合いいただければ幸いです。

 

わだち歯科クリニックではインフォームドコンセントという考えをあまりとっていません。 <インフォームド チョイス>という考えで説明しています。

 

現状を説明し、提供できうるすべての治療方法を提供させていただきます。その治療方法という言葉の中には、「経過観察」や「治療しない」ということも含まれています。

 

例えば、初期虫歯があったとします。その場合、早期治療を希望する方もいます。逆に、早期なら経過観察を希望する方も少なくありません。当院としては経過観察でいけるうちはそれでいい、と常日頃から考えています。

 

歯は自然な状態でいけるうちは絶対にそのままがいい(治療という形で歯科医師が介入しないほうがいい)と思っているからです。

 

あるいは当院ではこんな例もあります。

 

例えば右上が大きな虫ががあり、左下の金属が取れていたとします。患者様が痛みが強い右上の治療を希望したため、そこは行いました。ただ左下は時間の都合で(仕事が忙しくなかなか今後何度も来れない)また時間ができたら考える、とおっしゃいました。その時は経過観察です。でも複数回治療に通えないなら、その部分が悪くなっていないか、数か月に1回確認でメンテナンスに来てもらうようお願いはしますけどね。

 

我々歯科医療従事者の常識だけで考えれば、「詰め物が取れていたら治療をしたほうがいい」に決まっています。もちろんそう説明はします。しかし無理強いはしません。歯だけ見ててはダメだと思います。もっと<来ていただいた目の前の患者様 [人] >を診たい(見たい)んです。

 

我々が治療を決めてはいけません。どんな治療でも最終的な決定権は患者様にあるべきです。そして患者様には、治療を拒否する権利があるのです。

 

 

こんな風に考えながら診療しています。当然この考えに賛同してくださる方もいれば、首を傾げたり否定する方もいらっしゃると思います。

 

ですが、わだち歯科クリニックは、こういう方針です。

 

ちょうど1週間後の6月8日、5周年を迎えます(5歳の誕生日です)

 

開院からこう考えやってきました。そこは今も全くぶれていないと思います。そして今後もぶれることはないでしょう。

 

わだち歯科クリニックの理念や方針に共感していただける方と出会い、つながっていけたら嬉しいな、と心から思います。

 

この考えが伝わるだけでも嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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