噛む回数を気にすることも大切ですが・・・・

投稿日:2016年3月30日

カテゴリ:食と栄養・サプリメントコラム

子供の食事指導で「30回噛みなさい」なんて聞いたことありませんか?

いつだったかだいぶ前に、このサイトのブログで30回噛むことの疑問点について書きましたが(その時は何でも30回噛めませんよね、豆腐30回噛めますか? というような切り口で書かせていただきました)、今日はまた少し違う切り口で書いてみたいと思います。

噛む回数が大切ではないとは言いません。

ただ回数より、噛み方そのものの方が大切ではないでしょうか。

食事の時に、前歯には前歯の使い方、奥歯には奥歯の使い方があります。

前歯の役割は、『食べ物を噛みちぎる』。

奥歯の役割は、『食べ物をすりつぶす』。

前歯のことを切歯(せっし)といいます。切る歯と書かれていますね。

そして奥歯は臼歯(きゅうし)といいます。餅つきの臼という漢字です。

それぞれに重要な役割があるのですが、最近のお子様は両方ともしっかり使われていないのが現状です。

そのために顎が小さかったり、顎が小さいための歯が並ばず、歯並びが悪かったり。

仮に顎の発育は十分であっても、必要な時期に必要な力・刺激が歯にかからないことで、その結果が歯並びに出てしまっていることも非常に多く見られます。

そこで、しっかり切歯も臼歯も使われていない原因は何か・・・・。

それが食生活です。

よく言われますよね。「最近の子供は昔に比べ歯ごたえのあるものを食べる機会が減った」と。

貴方のお子様が好きな食べ物は何ですか?

人気なモノとして例を挙げれば、ハンバーグ・カレーライス・ラーメン・・・・。

やわらかいもの(かみごたえが無いもの)ばかりではありませんか?

もちろんそういった食べ物が悪いから食べないで、とは言いません。

お子様が好きならば、ぜひ食べさせてあげてください。

お子様の笑顔も大切です。

でも、他のところで歯のことを考えた食事や食べ物の与え方の工夫を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

今回は予想以上に長くなってしまったので、ここで終わります。

次回は食卓でできそうな工夫について書かせてください。

※今回のブログ記事は小児サイトの『歯と歯並びのおはなし』・『食と栄養のおはなし』の両方に掲載させていただきます。