カリオロジー

投稿日:2016年5月28日

カテゴリ:大人向けの歯のお話 子供の歯と歯ならびのおはなし

今日はカリオロジーについて書いてみます。

 

ほとんどの方が聞いたことない言葉だと思いますが、カリオロジー=う蝕学、う蝕とは虫歯のことです。虫歯を今までに削って治療したことはありますか?一度虫歯で悪くなった歯は、どんな素晴らしい治療をしても残念ながら一番最初の虫歯になっていない状態に戻ることはありません。

 

また、これは経験がある方もいらっしゃるかもしれませんが、一度削って治療した歯は虫歯になっていない正常な歯に比べ、虫歯になりやすくなってしまいます。 ですから、悪くなったら歯を削って治療をするのではなく、口の中をできるだけ治療をしなくてもいい状態にしておくことが大切です。

 

『早期発見→長期観察』のすすめ

 

以前は「早期発見→早期治療」とよく言われ、小さい虫歯を見つけたら早めに削って治療することが推奨されていた時代もありました。しかし、カリオロジー(う蝕学)の発達で、初期の虫歯は削らなくてもいい、むしろ削らないほうがいいことが分かってきました。わだち歯科クリニックでは、初期の小さい虫歯は、削らずに定期的に経過を見ていくことを推奨しています。

 

きちんと歯みがきをすることももちろん大切です。歯科医院での予防処置やお子様の場合はフッ素の使用、そして定期健診に来院ことが大切です。それにより初期の虫歯はそれ以上進行せず、また程度によっては治ってしまうことさえあるのです。

 

そしてもし進行することがあれば(進行してきている疑いがあれば)、そのときに治療をすればいい、当院では考えています。定期的に健診を行「早期発見→長期観察」し、できる限り削る事を先送りするように考えています。そのためには、  メンテナンス(定期的な歯科医院での健診)  が大事になってきます。

 

 わだち歯科クリニックは基本的考えとして、歯をできるだけ削らなくてもいい状態にしておきたいと考えています。お口の中のをいつもきれいにして、健康と笑顔あふれる生活をおくるために、ぜひ定期的にお口の健診をし、口の中を歯科医院できれいにしてもらう習慣をつけてください。