産休・育休についての私見

投稿日:2017年5月10日

カテゴリ:就職・転職活動中の方へ 院長の独り言

一昨日のブログでの宣言どおり?今日は産休・育休についての個人的な意見(私見)を書いてみたいと思います。

 

今月末にスタッフが1人育児休暇から復職します。それと同タイミングで別のスタッフが来年夏くらいまで産休・育休に入ります。

 

当院としては開院時より産休・育休を望むスタッフがいれば積極的にその希望に沿いたいと考えていました(沿う、というより希望したら受け入れるのが当然ですよね)。

 

産休・育休を希望するということは、「また今の職場に戻ってきたい」という意思表示でもあるはずです。出産後、育児に専念するために妊娠した時点、もしくは出産した時点で退職するという選択肢だってあるわけですから。

 

ですが残念ですが、従業員の産休・育休に対して否定的な意見も周りから聞いたことがあります。

 

ちなみにですがボク自身、わだち歯科クリニックを開院する前に何件か勤務医として働いていたのですが、その中の歯科医院さんによっては、スタッフの産休・育休はおろか、有給休暇すら無いところもありました。そこの院長先生からは「お前が有休取って遊んでる間に、お前が治療した患者の歯が痛くなったらどうするんだ、バカ」と言われた甘酸っぱい記憶もあります(笑)

 

当院も開院して来月で6周年を迎えるのですが、その間何回かスタッフの産休・育休を経験しました。雇用者として振り返ると、予想していた以上に産休・育休をスタッフに取ってもらいながらクリニックを経営していくということは、色々と考えなくてはならないということを学ばせていただきました。

 

というのも育児休暇後、復職したスタッフは妊娠前と同じようには勤務はまずできません。今までフルタイムで勤務していてもやはり短時間になってしまう場合がほとんどです。

 

それにお子様が小さいうちは、突然の体調不良などで急きょ欠勤になったり、長期間欠勤することになったり。。。当然ですが赤ちゃん(お子様)の状態でスタッフも、そして組織も振り回されてしまうということになりがちです。

 

なので、今の考えとしては産休・育休スタッフを受け入れられるだけの『余裕』が組織には必要だと思っています。必要というより、その余裕を準備していかなくてはならないと考えています。

 

従業員数の余裕。

 

多少人件費が上がっても、(経営・運営的に)可能であるなら従業員をあえて少し多く確保していきたいと考えています。

 

スタッフ数が会社経営的にギリギリ、そのスタッフの中に産休・育休明けのスタッフがいるとした場合、そのスタッフが急きょ欠勤になったり、お子様の都合で働けなくなり退職することになった場合、その会社は一気に工夫をしない限り、苦しくなってしまいます。

 

その辛さは残ったスタッフに押し寄せます。

 

仮に従業員数に余裕があっても、組織が大きくなれば数年後には顧客も増え、その結果余剰だった人員も適正な数に収まることがほとんどだとも思います。

 

 

今後の日本は・・・

 

ボクの意見としては、今後繁栄していく会社・組織は産休・育休制度をスタッフに適切に使わせて、かつ育休明けのスタッフにとって働きやすい環境を整備できるところではないか、と思います。

 

もちろん整備できた会社=繁栄していく会社、ではありません。繁栄していく条件の1つにはなっていくと思います。

 

育休明けのスタッフが、はつらつと働ける会社

 

急きょ子供ちゃんが熱を出し、慌てて保育園に迎えに行くことになっても、後ろめたい気持ちを感じることなく迎えに行ける会社。

 

その時に一緒に働いている社員が嫌な顔せず、もっと言えばその子供ちゃんのことを心配できる会社

 

 

これからは今以上に、ご主人様が外で働き、その間奥様が家で家事育児をする ≪専業主婦≫という家庭は少なくなっていくと予想しています。

 

夫婦共働きしなくてはならない家庭が増えていくと思います。

 

ますます育児をしながら仕事ができる会社へのニーズは高くなっていくと思います。

 

その時に会社側がきちんと雇用体制があり、迎え入れられることができるのか。

 

会社側も、人材難である業界も少なくない昨今、育児をしながらでも働いてくれる女性に頼らざるを得ない状態は出てくるでしょう。

 

その時に、お互いが自分自身の利益(都合)だけを考えるのではなく、お互いがhappy-happy ないい関係を築くことができるか。

 

永続的な組織・会社を作っていくためには、しっかり考えなくてはいけないはずです。

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。