歯が動くと感じたら・・・

投稿日:2016年4月8日

カテゴリ:大人向けの歯のお話

歯がぐらぐらする気がする・・・、と感じることがもしあった時は、早目にお近くの歯科医院を受診してください。

歯が動くと感じる場合、原因はいくつか考えられます。

いくつか記載してみますね。

 

歯周病(歯槽膿漏)

歯は骨で支えられています。

歯周病はその歯を支えている骨が溶けて無くなっていく病気です。歯周病=歯ぐきの病気、と思っている方非常に多いのですが、違います。

骨の病気です。

歯周病で歯を支える骨が無くなっていけば、支えが無くなっていくわけだから歯が動いてくるのは想像つくのではないでしょうか。

その動く程度が重度になれば(つまり歯周病が重症になれば)、最終的には歯が自然に脱落(抜けて)してしいます。

患者様がご自身で歯が動くと感じる場合、この歯周病が原因であることが一番多いと思います(歯周病についてもう少し詳しく知りたい方はこちらへ)。

 

歯の根っこが膿んでいる

歯の神経を取った場合に時々起ります(歯の神経があっても根の先端に膿がたまることがかみ合わせによってはおこることもあります)。

あるいは大きな虫歯を長期間放置した場合や治療を中断した場合も起きやすくなります。

神経を取るとその歯には栄養が行かなくなり、細菌感染しやすくなってしまいます。細菌感染する原因を次にご紹介します。

①磨き残し

磨き残しの中には悪い細菌がウジャウジャいます。それが原因で細菌感染しやすくなり歯の根の先に膿がたまりやすくなります。そうならないためにも、神経を取った歯がある方はできる限り歯科医院で定期的な歯の掃除(クリーニング)を受けてくださいね。

②身体自体の免疫力・抵抗力の低下

風邪と同様、体力的に弱っていれば普段より細菌感染しやすくなってしまいます。そういうことにならないように日々の体調管理や食事が大切になってきます(わだち歯科クリニックの推奨する食育のページはこちら)

神経を取るとこういうことが起こりやすくなってしまうので、わだち歯科クリニックとしてはできる限り歯の神経を取らず、神経の保存に努めています。

 

歯が割れている(歯の破折)

歯が割れていれば、割れている程度によって歯が動くように感じることもあります。

歯が割れる原因もいくつか挙げてみます。

①虫歯

小さなむし歯が原因で突然歯が割れることはまずありません。

虫歯を治療することをサボってしまい放置した場合や、治療を始めたけど治療終了まで歯科医院に通わなかったりした場合はは割れやすくなります。

②過度に力が加わった場合

強すぎる力が特にかむ時に加わった結果歯が割れてしまうことがあります。

具体的にもう少し言うと、歯が抜けて(もしくは歯を抜いて)そのままそこに何も処置をしなかった場合に起きやすくなります。

歯を失ったままにしていると、本来ならそこにかかるべき力が他の歯に余分にかかります。

その結果、強すぎる力が歯にかかってしまい割れてしまいます。

③歯をぶつけた

転倒して歯を打ったり、ボールなどが当たったりすると割れることもあります。

この場合は、割れるというより欠けるという方が正しいかもしれません。

 

上に書いたものがすべての原因ではありません。気になる方は早目に歯科医院を受診してくださいね。